ゴールデンウィークを利用して家人の実家に
墓参りを兼ねて帰った
兼ねると云うのは 60歳を過ぎたのに
未だ所帯を持たない義理の兄の家の掃除をする為だ
家自体は新しい 築後数年しか経たないのだが
まさに男やもめにウジんがわくの諺通り
あちこち男の所帯の垢の様なもので覆われ
汚れてしまって 薄汚く見えてしまうから
妹である家人が心配するのも無理はない
里帰りのたび兄に小言を言っては掃除を
促しているのだが聞く耳持たないらしい
今回も 家人は台所や居間を片付け掃除をする
おいらもノンビリ見ている訳にもいかないので
庭の雑草を抜き取ることにした
その時 聞き覚えのない言葉を耳にした
ガンジキは裏の物入れにあるから
なんだそれ??
「カンジキなら今雪がないのでいらないよ」
とふざけてみた
「これの事だよ 雑草を集める時にいるでしょ」
と 今時の金属製の爪の付いた熊手を持ち出した
これがガンジキ?
調べてみると(チョット方言に敏感)
熊手を播州地方ではガンジキと呼ぶらしい
雁が一文字に飛ぶ姿に似ているからだそうだ
播州の向かい瀬戸内海を挟んで南の淡路島でもこの
呼び方をするが お隣の大阪では通用しないそうだ
岡山県のおいらの田舎では熊手のをゴマザラと呼ぶが
この呼び方も 県内何処でも通用するわけでは
無いらしい(詳しく調べた訳ではないが・・・)
げんにおいらも最近まで知らなかった
そんなこんなで今回も掃除と片付けで連休終えた