西村望と西村寿行の両作家は兄弟で
瀬戸内は香川の男木島の出身だ
題名は忘れたがその西村望氏の短編に
魚のとれぬ小島の浜で
毎日クソまみれになりながら
糞尿を撒く男の様子が描かれていた
果たしてその浜では見事に魚が獲れるようになる
今日付けの山陽新聞の記事に
瀬戸内の漁獲不良の原因についてのコラムが
出ていた
「窒素やリン増加は海を汚すことではない。」
なにを今更
西村氏の著作が出た時期は1970年代はじめである
まだまだ地方では下水道整備が整わない頃の話
正に先見である