今回商い世傳金と銀を読んでいたら
後半で
引き札についての記述が登場した
引き札とは
いわゆるチラシの原型
或いは
年末年始に配られていた
店名の入った暦(カレンダー)
現代では
年末年始の挨拶として
カレンダーを配る習慣もまれになってしまったが
何より合理的な商売のやり方の中で
時代にそぐわなくなって
廃れようとしているのだが
残念な事だ
岡山県立図書館には引き札の立派なコレクションがあるが
一枚持っている
オイラの引き札を眺めていると
まるでリバイバルでブームになりつつある
レコードやレコードジャケットのように感じる
捨てる神あれば拾う神あり
(捨てる紙有れば拾う紙あり)
なのかもしれない
何でもかんでも合理的省資源を
云々すると
味気ない世になってしまうのだ
無駄やあそびが人生を楽しいものにしてくれるのだと
改めて感じる
オイラの持っている引き札
木版?石版?刷りが美しい浮世絵の様だ
今回オイラの書斎の壁に
レコードジャケットを飾ってみた
レコードは聴くだけじゃ勿体ない
立派なアートになる