今やっているNHKの朝ドラ「ランマン」を見ていると
ギフテッド或いは 栴檀は二葉より芳し を感じる
同時代に活躍した南方熊楠「縛られた巨人-南方熊楠の生涯」神坂次郎著
と重なって思い出す(著者も混同してる???)
南方熊楠は「歩くエンサイクロペディア」と呼ばれた天才で
今回のランマンでは若き牧野富太郎のエピソードとして描かれていたが
借りた希少本を一夜のうちに書き写して次の日には別の本
を借りていたという
家人は最近スマホを手に入れて
オイラが何か知識をひけらかすとすぐにスマホを取り出して
オイラの衒学を看破すべく検索を始める
(家人にしてみれば今までこんな事も知らないのと何かにつけて笑われていたのがさぞかし
悔しかったのであろうが)
家人に限らず誰もかれも飲み屋で
或いは美術品の頒布会の会場でスマホを取り出して
すぐ目の前で検索を始められると
今まで長くかかって得た(偉そうで大袈裟だが)
オイラの知識の蓄積(不遜)が軽く見られている様で些か悔しい思いがする
パソコンでの検索や辞典や本を読む事をしなかった人が
手軽にポケットにスマホというエンサイクロペディアを誰もが持つ「あの未来」
に今なっているのだな
むかし おまえの頭にある知識は誰にも取られないと言われていたのだがなー
取り敢えずオイラの不遜な知識のひけらが
悪かったのではあろうが(反省!!)