エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

テロリストのパラソル

2023-04-24 17:27:35 | Weblog

ふと気まぐれを起こして書棚で燻っている1996年に

直木賞に輝いた 故 藤原伊織の「テロリストのパラソル」

を取り出して読むことにした

作者の藤原伊織さんは2007年還暦を前に亡くなったが

オイラの好きな作家の一人で著作は全て読ませてもらった

またテロリストのパラソルがテレビドラマ化されたおり

主人公を見事に演じられたショウケンこと萩原健一さんも

20193月鬼籍に入られたが 残念なことだ

日本におけるテロリストとは1960~70年代の学生運動

の闘志達を連想する ベ平連だの革マルだの連合赤軍等の

ことだが 今は昔のことと思っていたのだが

オイラが大阪に就職した頃 偶然通りかかった大阪梅田駅

で学生運動集会騒ぎが有り機動隊の放った?を催涙ガスを

浴び涙したにがい思い出もある

近頃のテロリストは学生運動家では無く単独犯で手造り銃や

手作り爆弾を使うようだ 安倍首相暗殺や岸田首相襲撃事件が

令和の世になって立て続けに起こったことは衝撃だった 

近頃 世の中が急激に物騒になって第三次世界大戦も現実味

を帯びてきた クワバラ!クラバラ!愚かしいことだ

歴史は繰り返すのだなあ

それでつい埃を被った件の本に目が向いたかもしれない

コメント
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