一回だけ名前が出るのかと思っていたら
今日の朝ドラにも続けて出て来た
「南方熊楠」の名前
当時問題になっていた
合祀による鎮守の森を政府が収用し
その森の木で利益を得ようと(日露戦争の戦費を補うため)
全国的森の乱伐に
危機感を持った熊楠は鎮守の森の保護活動を展開してゆく
神域である為
永い年月にわたり保護され残されて来た
杉や檜の大木とともに貴重な動植物が
失われてゆくことに危惧を感じたからだ
現代の自然保護に通じる社会思想エコロジー問題
その頃はエコロジーという言葉も思想も存在しない
熊楠の先見性を感じるが
牧野富太郎も同様な気持ちを持ったであろう事は
容易に想像できる
今朝の朝ドラで熊楠から送られて来た
ハチクの花の話
竹に花の咲いた時凶作に見舞われるという逸話
竹の花のことを古来より「泥食い」と呼んで
恐れていたらしい
時に台風による塩害で竹が茶色に枯れる現象は
120年も経たなくても間々あるが
これも自然現象の恐ろしい現象ではある
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