ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとずうっとオートバイがいちばん好きだった

R100TRAD 「RS」化プロジェクト その2

2021年03月10日 | R100Trad (1990) クロ介
プロジェクトと大見得切った割に

案外あっさり進む「RS」化


某プロジェクトXなるTVプログラムでは

無理とも思える局面を懸命に打ち破る様が感動を呼ぶが

やってるこっちもあっさり過ぎて

「プロジェクト」の看板を下ろして

「顛末記」くらいにしようかしら、と考えるこの頃



以前に手に入れたモノサス商品群の取説に

R80とR80RTの配線図が付いていて

老眼の上に酒が入った状態でグルグル線をたどった結果



カウルレス車にはメーター拡張用のコネクターが用意されていることが分かった(図中13のコネクター)

バッテリー直結のライン(rt)

イグニッションを経由しスイッチに対応するライン(gnsw)

ポジションライトから来るパーキング対応のライン(grsw)

そしてアースライン(br)

実物はライトケース内のこれ(中央の白い4Pの丸いコネクター)



全体的にアースは基本、茶色のケーブル

バッテリー直結のやばい線は、赤だ

RTの配線図と現物のメーター類をにらめっこして

出来上がったのがコレ



プロジェクト用配線図!

これですべてが上手くいくはずだった(田口トモロヲ風に)プロジェクト・エックス!


カーマ(近くのホムセン)にはエーモンのケーブルしかなくて

被覆が「赤」か「黒」しかない

(前にウインカー配線したときそのせいで混乱しまくった)

嘆いている暇などなかった(田口トモロヲ)プロジェクト・エックス!



実際結構大変で、途中ちょっと鬱になりかけたり

手や指が攣ったりしそうになったり

首、肩、腰はバキバキに凝りまくったよ



カウルを仮付けして

恐る恐るスイッチをひねるが

またもやあっさりすべてが作動

30年以上前の機械がこうもあっさり作動するのにちょっと感動するが

まあ、機械とはそういうもので

こうすればこうなる、というわかりやすい論理

ついでにいうと、このころの機械はそれで成り立っていたとも云えるかな



機関車のコックピットみたいだ

これが好きなんだからしょうがない

カウルのネジを本締めして試走に出る

ビビり音が出ることもなく

ミラー(前期型の小振りなタイプをヤフオクった)もよく見える



次回は配線の整理と問題点の洗い出し