昨日、道立近代美術館で開催中の「ブリヂストン美術館展」をみた。
東京京橋の「ブリ美」は、目下、建て替え中のため、その間を利用して(同館が)所蔵している逸品を展示する特別展である。
コロー、ルノワール、セザンヌ、ピカソなど、19世紀から20世紀前半にかけての西洋近代絵画、加えて、黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治、岸田劉生など明治から大正、昭和初期にかけての日本近代洋画の名品、重要文化財4点を含む合計84点が展示されている。
昨日までの梅雨模様のお天気が一転、晴天となったこともあり、また、間もなく閉会(27日まで)ということもあり、会場は、縁日のような混雑ぶりであった。
先の欧州旅行での「ゆったり鑑賞」に慣れた身には堪えた。
しかし、絵画の質の高さに魅せられて、何とか最後まで鑑賞することができた。
気に入った作品など。
・ルノワール「座るシャルバンティエ嬢」
・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」(写真)
・マティス「青い胴着の女」
・ピカソ「腕を組んで座るサルタンバンク」
・モディリアーニ「若い農夫」
・黒田清輝:「針仕事」
詳細は、特別展のサイトをご覧下さい。写真は、同サイトからお借りしました。