再度の緊急事態の発令や季節的要因もあり、新型コロナウイルスに感染する人の割合がかなり減っている。
他方、重症化したり、死亡したりする人の数はあまり減っていない。
上図は、既往症を持つ方が、新型コロナウイルスに感染した場合の死亡率を表したもの。
持病、基礎疾患のない人の死亡率が8%だったのに対し、腎機能や心疾患を持つ人の死亡率は、3~4倍にも跳ねあがっている。
以上から、持病や既往症を持つ人は、より一層感染にかからないよう注意する必要があるという。上図は、「週刊現代」1月23日号から転載しました。