これが「災害級の暑さ」なのだろう。午後2時ごろ、自宅の二階に上がると、まるでサウナに入ったような蒸し暑さだった。窓を開けたが、さらに蒸し暑さ加速すると判断して閉めた。近くのコンビで買い物するため外に出るとムーッとする熱気と風、熱波だ。ふと空を見上げると、乱れたような雲が不気味に思えた。高積雲と高層雲、積雲が入り混じったような複雑なカタチだ=写真・上、午後2時46分ごろ金沢の西の空を撮影=。
外に出て数分すると頭がクラクラとなる感じがして、急いで自宅に戻った。大型で強い台風11号が北陸地方に接近し、南寄りの風、そしてフェーン現象による高温多湿。自身の体温より熱さを体感したので、明らかに38度はあったろう。
石川県と新潟県には「熱中症警戒アラート」が出されている。NHKのローカルニュースでは、日中は外出をなるべく避け、特別の場合以外は運動を行わないほか、がまんせず冷房を適切に使用する、こまめに水分を補給する、屋外で会話が少ない場面などではマスクを外して休憩する、などと呼び掛けている。確かにマスクをしての外出は息苦しさを感じた。外を歩く人のほとんどがノーマスクだった。
午後4時過ぎから分厚い雨雲が空を覆い始めた=写真・下、午後4時13分ごろ金沢の北西の空を撮影=。5時ごろには雨も降り始め、今度は風雨になった。午後5時現在で外気温を調べると28度と暑さは和らいでいる。午後6時45分現在、風は止んだが雨は続いている。外気温は23度になっている。
金沢のテレビ局の夕方のニュースによると、金沢では午後2時18分に38.5度を観測した。金沢の38.5度は120年前の1902年(明治35年)9月8日の記録に並び、観測史上最も高くなったと報じている(6日付・北陸放送ニュースWeb版)。
⇒6日(火)夜・金沢の天気 あめ
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