昨日速報でお伝えしましたが、今日はオハフ61系の詳細をレポートします。
まずは、側面の様子です。一色塗装なので特に目立った塗装の乱れなどもなく、平滑で落ち着いた印象です。
←車掌室側 オハフ61系のサイド
外から車内を覗いたところですが、窓枠なども別色できちんと表現されています。また、台車のリベットもしっかりとした立体感があり、好感が持てます。
窓枠は別色で表現 銀色車輪
室内の様子ですが、座席の色を表現するために、やや明るい感じの茶色となっています。ボックスシートもきちんと作られています。
← 車掌室側
座席の様子
屋根のベンチレータは、別パーツのようです。きちんと口が開いており、整然と並んでいます。
車掌室側から屋根を見る
車端部ですが、車掌室側は閉扉ですが、反対側は開扉となっています。
車掌室側 反対側
オハフ61系に付属していたパーツ類です。車番はインレタです。一方、ダミーカプラーが付属しており、よりリアルな連結器が表現できるようになっています。ただ、他と連結できないので、交換した場合は最後尾車決定になることでしょう。装着させたいのですが、まだどういう編成にするのか決めかねているため、換装していません。
オハとオハフで共通のようです ダミーの時は左側の台車枠に換装
ここで妥当かどうかわかりませんが、弊社線で既に活躍しているKATOのスハフ42(最新ロット)と比較してみました。いずれ混結させるつもりでしたので、色合いなども含めて確認してみました。まずは、両者を連結した様子です。左がTOMIXオハフ61系、右側がKATOのスハフ42系です。
左がTOMIX 右がKATO
写真で見るとKATOの方が若干明るいような感じがしますが、実際にはそれほど色合いに差異は見られません。逆に混結させても問題ないようです。
ただ、詳しく見てみるとよく違いがわかります。特に車体標記ですが、TOMIXの場合、インレタ中心ですが、KATOは予め印刷等されている場合が多く、今回もこの点が大きく異なりました。
車種が違うので、あまり意味はないように思えますが、扉付近を比較してみました。左がTOMIX、右がKATOです。TOMIXの方がモールドが強調されている感じがします。
TOMIX KATO
しかし、一番気になるのは、やはり車体標記でしょうか。実車オハフ61系を知らないので実際に標記があったかどうかわかりませんが、並べてみるとちょっと気になります。
TOMIX KATO
また、車端部(車掌室側)についても比較してみました。KATOの方には標記があり、これがちょっとしたアクセントになっているように感じます。
TOMIX KATO
現在、残念なことに店頭でKATOの旧客をあまり見かけなくなってしまいました。そんな中、TOMIXから新規製造となる旧客車両の発売となり、手ごろな価格も嬉しいです。旧客列車の編成はかなり自由度があったようなので、KATOと混結させて楽しむつもりです。
さて、次回はオハニとオハユニをレポートします。
関連記事
・スハ32系入線(速報・フラゲ?!) - TOMIX
・オハ61系入線(速報) - TOMIX
・オハ61系入線(オハニ61系編) - TOMIX
・EF15とオハ61系 - TOMIX
TOMIXのオハ61系が入線しました。オハ61、オハフ61、オハニ61およびオハユニ61系、一通り購入してみました。まだよく見ていませんが、かなり燻し銀の仕上がりです。明日以降、じっくり内部などを見てみようと思います。
オハフ61系 オハニ61系 共にテールライト点灯
関連記事
・スハ32系入線(速報・フラゲ?!) - TOMIX
・オハ61系入線 (オハフ61系編) - TOMIX
・オハ61系入線 (オハニ61系編) - TOMIX
・EF15とオハ61系 - TOMIX
そろそろ時間になったので、大分駅で富士の入線を待ちました。乗車した時点では、まだ廃止が決定されていませんでしたが、恐らく廃止になるだろうと思っていました。
大分駅での表示 九州特急と共に
反対ホームで富士の入線をビデオ撮影してみました。遠くの方からED76に牽引されながら富士の到着です。
FUJI.wmvをダウンロード(約3.6MB)
動画のイメージ
*現在、動画の配信は行っておりません
日頃ほとんど見ることができない赤い電気機関車にしばらく見とれていましたが、早々に発車です。弊社線ではTOMIX製のED76が元気良く走っていますが、やはり実車は迫力があります。以前から気になっていた連結器辺りを撮影し、模型の参考資料とします。
ED76-66号機 ED76の連結器
ゆっくりと富士が発車し始めました。客車ならではの独特な発車感。あっという間の大分旅行でしたが、ちょっと名残惜しいです。
大分駅を後にする寝台特急富士
車内の様子などは、多くの諸先輩方の立派で詳細なHPや書籍、文献等がありますので、ここでは省略しますが、もちろん車内探訪しまくりました。
ただ、自分で以前から気になっていた、開放寝台オハネの寝台端部(寝台が上下2席のみのところ)だけは、載せておきます。単なる壁でした。
B寝台の「1上下」のところ
寝台← ハシゴ →壁
途中、特急待避や機関車付替え等で長い(!?)停車時間の駅があり、写真を取って楽しみました。やはり連結器が気になったので、大分駅で撮影できなかった分も取り戻しました。
最後のX'masイルミネーション・・・ ED76と14系との連結部
下関駅に着きました!待望の下関駅です!!実は、富士には車内販売がないため、飲食物を用意して乗車しなければなりません。そこで今回は、事前に下関駅の御弁当屋さんに電話で予約注文しておきました。18時間も乗ることを考え、3食分買いました。
旅の楽しみは、やはり食べること?!
さすがに一度に3つを食べることなど出来ません!夕食用、夜食用そして朝食用です。味はどれも絶品でした。一日でフグをたらふく味わいました。
夕食用は下関寿司・デラックスふく寿司
デラックスふく寿司の器 ふく寿司の中身
夜食用のふく寿司
ふく寿司のパッケージ その中身
朝食用の特製壇ノ浦弁当
壇ノ浦弁当のパッケージ その中身
途中、瀬野八峠で急停車し、しばらく停車してしまいました。理由は良く解りませんでした。その後も三石ー上郡間で鹿と「衝撃」した影響で1時間近く立ち往生するハプニングがありました。お陰でより長く富士に乗車することができましたが、残念なことに東京駅まで行けず、品川駅で「運転打ち切り」となってしまいました。
品川駅に到着した寝台特急「富士・はやぶさ」
品川駅でも気になる連結器を中心に写真を撮ってみました。
← EF66-46号機 14系 →
実際の「開放てこ」はかなり大きいことがわかる
しばらく停車していたので、写真撮影していました。腕を伸ばして運転台も、パチリ。
EF66-46号機の運転台内部
運転台の座席はブルーではなく、ブラウンだったのですね orz
楽しくブルトレに乗りながら、美味しい駅弁を食べ、気がついたら東京に着いてしまいました。18時間も乗車していたのが信じられませんが、実際は夕方に大分を出発して東京に着くのが翌朝です。行きのように1時間30分で到着できる飛行機とではやはり競争は難しいのでしょう。しかし、横になりながら、寝そべりながら目的地まで移動できるブルトレ・寝台特急は飛行機にない魅力だと思います。狭い座席にじっとしているよりはるかに楽です。
寝台特急「富士・はやぶさ」を含め、ブルトレが全廃されると、もしかするとこの国から「客車」がほとんどなくなってしまうのかもしれません。またいつかきっと客車が見直されることを信じましょう。
さて、今週末はTOMIXから旧客オハ61系が発売になります。一応全形式を購入する予定ですので、インプレなど紹介できればと思っています。
関連記事
・あの時の「富士はやぶさ」号 オハネ15-2000
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 スハネフ14編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 BOX編 - TOMIX
久しぶりの更新です。大分旅行の後から、すっかり体調を崩してしまい、寝込んでしまいました。今年の風邪は、かなり手強いです!
さて、早いもので1週間以上たってしまいました。当日は休みを有効に使うため、大分からの富士に乗るため、朝羽田から大分まで飛行機で移動しました。羽田で朝ご飯を食べていたら、窓の外に「大きなもの」が見えましたので、展望デッキへ行き撮影してみました。肉眼でははっきりとわかったのですが、レインボーブリッジと共に大きな富士山が見えました。こいつは朝から縁起が良いねぇ!
展望デッキからの西を見る 大きな富士山(筆者、加筆)
1時間ちょっとで大分空港に着きました。飛行機は満席状態でした。早起きすれば午前中には大分に着いてしまうのですから、便利といえば便利です。寝台特急に乗ろうとしているのに、ちょっと複雑な気分です。
海に近接した大分空港
大分空港から市内まではホバークラフトに初めて乗ってみました。ちょっとお値段が気になりましたが、ここに来なければ乗船することが出来ませんし、一日で陸海空制覇です。空港からすぐのところに乗り場がありました。
ホバークラフト すれ違い
悪い癖で、一番前の席を陣取ってしまい、船長さんの操舵を見ながら、キラキラ輝く海の航海を楽しみました。12月なのに、とても暖かく海も穏やかで、快適な30分でした。
ホバークラフトを下船すると、今度は駅行きのシャトルバスが待っており、それに乗って大分駅まで直行です。大分駅は南国ムード満点!暖かい
シャトルバス 大分駅前
富士まで時間があるので、別府まで足を延ばすことにしました。別府駅までの片道切符を買い、ホームに向かうなり、いきなり特急電車とご対面です。九州の鉄道はほとんど利用したことがありません。模型のカタログや雑誌で見ることがほとんどでしたので、気がついたら「撮り鉄」に変身しておりました。
かもめとそのエンブレム
別府までは普通電車でしたが、室内外ともかなりカラフルなデザインにちょっと驚きました。また、背もたれには「まくら」までついている座席があり、思わず写真を取ってしまいました。
別府駅にて 窓がないところには「まくら」が
時刻表を見てみると、結構頻繁に特急電車が来るようなので、ホームで少し電車見学をすることにしました。上下合わせて、かなりの本数が行き来しており、しかもバラエティ豊富です。
下りの富士号も遅延しているようで、もう少し待てば写真が撮れそうでしたが、流石に後でのお楽しみでしょう。適当に楽しみ、別府駅を出ました。
別府の目的は、どこかの温泉にはいること、美味しいお昼ご飯を食べること、そして海を見ることです。まずは海岸を目指すことにしました。
駅から10分も歩けば海岸に着きます。真っ青な広々とした海!浜辺に降りてみたいと思ったのですが、あいにくテトラポットで埋め尽くされておりました。しかし、海は良いですね。
お昼ご飯は海岸近くのお店にブラリと入り、店員さんにお奨めを聞いたら「うちは天丼が有名」とのことでしたので、迷わず注文してみました。確かにこれは名物ですね。折角なので「ふぐの唐揚げ」も頂きました。
名物の天丼 ふぐの唐揚げ
お腹もいっぱいになったところで、温泉を目指すことにしました。特に目指す温泉もありませんでしたので、とりあえず駅に戻ることにしました。途中、アーケード街があったので、そこを何気なく入って歩いていたら、竹瓦温泉というのが目にとまり、覗いてみることにしました。
竹瓦温泉
いやあ、これは恐れ入りました。堂々とした木造の立派な建物。これは入るしかありません。番頭さんに値段を聞いたら、なんと100円!
さすがに中は撮影しませんでしたが、とても良いお風呂でした。熱い風呂が大好きな小生にとってはまさにベストな湯加減!体にジンジンとくる、あの熱さがたまりません。ちょうど午後だったため、誰もいませんでした。高い位置にある窓から優しく日が差し込み、手足を伸ばしながらゆったりと湯船につかりながら、のどかな一時を過ごしました。もう一度、是非行きたい温泉です。
ポッカポッカに暖まり、そろそろ別府を後にすることにしました。別府タワーに上るのを忘れてしまいましたが、また来るときのために取っておきましょう。
別府タワー
別府からはリッチに特急電車に乗りました。一駅ですが、あれだけ特急電車を見てしまうと乗ってみたくなりました。また、大分まで海岸線を横目に見ながらの車窓も楽しかったです。
別府→大分間はトンネルが少なく海が見れる
ところで、九州に来たのに、何か物足りなさを感じてしまい、なんだろうと思い返してみたら、そうだ、九州ラーメンを食べていないことに気がつきました。なんたる不覚。大分駅前のとあるラーメン店に入り、とんこつラーメンを食し、これまた満足。
辛高菜も入れて、いざ、とんこつラーメン!
さあ、これで思い残すことはありません。あとは寝台特急富士とのご対面のみです。
次回、寝台特急富士の旅に続きます。
関連記事
・ホーバーフェリーの思い出 - 旅行
寝台特急「富士はやぶさ」号に乗車してきました。時間の関係で、羽田から大分へ向かい、大分から東京行きに乗りました。
大分駅で出発を待つ「富士」号
初めて訪れた大分でしたが、とても刺激的で、あっという間に一日が過ぎてしまいました。そのまま「とんぼ返り」でしたが、途中岡山地区で鹿と「衝撃」して1時間ほど立ち往生するというハプニングがありました。結局、1時間近い遅れを取り戻すことが出来ず、品川駅で運転取りやめとなってしまいました。
「富士はやぶさ」号を牽引したEF66-46号機
結局19時間近く乗っていたことになりましたが、楽しい思い出になりました。この旅ををまとめるには少し時間がかかりそうです。残念ながら、今日は早めに休みます。後日、ぼちぼちと紹介出来ればと考えております。
門司駅にて