好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『白氏文集』をどう読むか

2019-11-25 16:19:00 | ボランティア
 「白氏文集」は昔、「はくしもんじゅう」と読むと習いました。ところが現在は「はくしぶんしゅう」と習っているのではないでしょうか?
 常用漢字に基づいて記述されている文献ならば、振り仮名がなければ当然「はくしぶんしゅう」と読むはずなのですが、同世代の方々はどうも「はくしもんじゅう」と読みたいようで校正でチェックが入るのには困惑しています・・・ 

 正しい読みが「はくしぶんしゅう」であると知ったのは、出版社から送られてくる『リポート笠間 No.52』(2011.11)の座談会の記事「『白氏文集』をどう読むか」ででした。
 
 以下は該当記事の部分です。




 又、『広辞苑』第7版では、第6版までの読みの優先順位が修正され、「(はくしもんじゅうとも)」とあり「はくしぶんしゅう」が優先の読みとなりました。
 そして、三省堂の高校の教科書でも「はくしぶんしゅう」としているようです。

 リポート笠間の記事からすでに8年が経っています。情報の周知には長~い時間が必要なようです。

コメント
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