誕生日です。
お母ちゃん、お父ちゃん、この天才を世に生み落としてくれてありがとう。
ついでに陛下も、祝日にしてくれてサンキュー。
おかんが摘んで送ってくれたツクシでご飯を炊きました。
風味絶佳なり。
よめはんに買ってもらったスマホに、カバーがつきました。
友だちのCaoli姫さまのデザイン。
工房の方は、緊急事態下で手のかからない常連さんが多くなってて、しはんもろくろを挽かせてもらえる状況です(要するに、連中ほったらかし)。
ろくろ、たのしすぎる!
工房の外では、相変わらず生命科学の本に夢中。
左は、自然の素材が機能を得て生命の循環システムを組み立てていくさまを、元素の振る舞いと量子力学で説明した名著。
右は、メカニズムはそこにあるとして、さらに生命が「意識」と「主体性」というはるかに複雑な機能をいかに獲得したか、をエントロピーで説明したやつ。
さらに、位相幾何学や分子生物学が「タマシイ」をどう解釈してんのか、ってのにまで手を伸ばし中。
スピリチュアルに逃げないで、あくまで物理学の原理で命を理解する、ってマニアックな思索に夢中。
ただの趣味なんで、気持ち悪がらないでね(無理か)。
心配?オレ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
酸化の窯出しを終えてすぐに、還元の窯詰めです。
半年に一度は試したい焼成方法ですが、昨今はご存知の社会情勢で、およそ一年ぶりとなってしまいました。
もう誰も驚かないでしょうが、毎度おなじみのスレスレ窯詰め。
ほめられたことないけど、人々よ、少しばかりでも称賛してはくださらぬか〜っ!
さて、電熱で温度を上げたところで、いよいよバーナーを突っ込み、炎で炙りたてにかかります。
窯内の小さな容積に、無理やりに大きな炎を押し込み、中を酸欠状態にしようという企て。
酸素を外気に求め、炎が長い舌を伸ばして悶えます。
同時に窯の中では、作品の土や釉薬からの酸素強奪が行われてるわけです。
すなわち、酸化とは逆の現象である「還元」作用です。
酸化ってのは、砕いて言えば「サビつかせる」ってことなわけで、要するに普段の焼き方(酸化焼成)は「鉄質の土と、各種金属質パウダー配合の釉薬にサビ色をつける」焼き方。
一方で還元焼成は、サビ色を抜いてスッキリさせる焼き方です。
どんな結果になるかは、また後日。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園