一年ぶりのお待ちかねでした。
還元焼成の窯が開きましたよ。
なかなかの焼け具合いのようです。
上の方から、すべての棚を公開。
いつも焼いてる「酸化焼成」とはまったく趣を異にする焼き上がりです。
真っ白になるはずの粉引き(白化粧もの)に、ピンクの斑紋が散ります。
真っ赤っかのものも。
志野も淡く焼けて、いい雰囲気。
磁器は、酸化のミルクっぽい白ではなく、青いまでの澄みきった白。
硬質な器面に、ゴスが目が覚めるようなコントラスト。
赤っぽい土を使った志野は、ど迫力の焼き色をまといます。
そこに真っ白な流れ跡。
いたた・・・ちょっと降りものも・・・
これも還元焼成ではつきもの・・・
だんだん書くことなくなってきた・・・
ま、こんな感じです。
最下段は、焼き締め系。
サヤ鉢に入れた炭化焼成と、右サイドには、ワラを巻いた緋襷(ひだすき)もの。
どの技法ものも、普段の酸化では手に入れられない風格をまといました。
計算のつかない、とてつもない変化期待の還元焼成は、次回はたぶん半年後くらい。
入れなきゃソンだぜ、ガス代もかかってるんだ。
おびえてる人々、失敗を恐れずにぜひチャレンジを!
生徒さん優先なんで、しはんのはすき間にねじ込んだぐい呑み四個だけ・・・
最近、自作品を全然窯に入れてもらえてない・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園