毎度おなじみ、窯焚き前の How to 窯詰めです(ほんとはパズルの出来栄え自慢)。
今回のナンブツは、最上段奥の大物。
ところが、この段の空いたスペースに、低いものを詰めていかねばならないのだ〜。
広い一枚板の上に、欠けた棚板を組んでいくわけ。
具合いのいいものが探せばあるもので、ごらんのフィット感。
新たなステージにも、低いものを窯詰め。
さらに三点にツクを設置。
三段目、ドン。
作品を詰めて、なおもツク。
四段目、ドン。
最上段に、小高い四層の城が立ち上がる。
われながら、芸術的なながめ。
しかし、ワゴンがおさまらなきゃ意味がない。
そろり、そろりと押していく。
頭がつっかえそう・・・
ギリギリ・・・
しかし、計算通り・・・
ピタリとおさまった〜。
孤独な天才は、ひとのいないところでこんなサーカスに明け暮れております。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
おかんのカズコが、ツクシを送ってくれました。
わーい、大好物〜。
不思議な形...
このハカマは、たぶん珪酸(ガラス)でできてんだな。
寒いうちは、こうして身を縮こまらせてウブな部分を守ってるわけだ。
アタマもミシミシで固そう。
きれいなフィボナッチ&ハニカム構造がゆるんでくると、胞子の拡散準備。
あったかくなって、それーって伸びて開くわけだ。
そしてスギナに...なる前に、人間さまに食される。
あわれなり。
脱がすで〜、うっしっし〜。
うまそうすぎる...
やっと調理開始〜。
佃煮〜。
卵とじ〜。
むさぼり食うたった〜。
サンキュー、カズコ。
そして、春よ、ありがとう。
それにしても、スマホからのブログアップ、手間がひどい...
はじめて、スマホからのアップです(写真含め)。
さて、工房でお出しするお茶の湯呑みを変えてみました。
全部焼き締め系のロックぐい呑み、という陣容。
シブい系のこんなのを見て、触れて、実際に使ってみて、いいものの価値(あるいは無価値)を肌で感じてください。
こちらは、薪窯で焼いた備前系(正確に備前か、と言われると自信がない)です。
信楽(しがらき)から伊賀とかそのへん系。
炭化焼き締め系。
急須も、備前と炭化。
焼き締めは、人類の手指仕事と神様の差配との融合。
そんな原始的かつ典雅なお茶の味わいをご堪能くださいな。
地震、怖かった・・・
久しぶりに、背中にヒヤリとしたものを感じましたね。
窯詰め最終盤の棚組みは無事でした。
ほっ・・・
満杯になるのは今日か明日か、って感じ。
あと入るのは左上のスペースと各段のすき間だけですので、酸化で焼きたいひとは早いもん勝ちでよろしくです。
一方、こちらは還元で焼く作品の準備。
備前の茶碗に「緋襷(ひだすき)」のワラを巻いてるのは、山下さん。
タスキのように巻いたこのワラが、窯にブチ込むバーナーの火で焼けて融け、土の中の成分と化学反応して、模様が刻まれるという算段です。
うまくいきますかどうか。
こちらは、炭化焼成の準備。
ごらんのサヤ(えんどう豆の外皮・作品を入れる容器)詰めにした作品を、木炭でうずめて焼きます。
器面に炭素を定着させて化学反応を起こさせ、様々な色合いにしよう、という試み。
出来栄えは神のみぞ知る。
還元の窯焚きは、いよいよ来週です。
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カキを佃煮にしました。
シマシマのお碗。
カキの佃煮と、緑のフタもの。
イカを塩辛にしました。
シマシマのお碗。
ざっくりシマシマ練り込みのお皿と、昆布のフタもの。
フタを開けると、ホタテの昆布締めが三日目。
この不可思議なほどの体格差・・・
ワインと焼酎で美味しくいただきました。
あ、よめはんが半世紀生きたので、お祝いに大好きなえびせんべいをプレゼントしました。
50でもかわいいなあ、よめ。
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じゃん!
iPhoneデビューしました。
買い換えた、とかじゃなく、人生初、けいたいでんわを持つことになったのです。
ソフトバンクのお兄さんも「そんなひとは見たことがない(とんでもないおじいちゃん以外)」と驚いてました。
今後、このかわいこちゃんと行動を共にしますが、サムライはやめません。
ビーサンは相変わらずなんで、ご心配なく。
オレンジのスイートピーに、緑のバラで、今週もよろしくです。
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南風が吹いて、春近しの感がありますね。
桃、梅、そして桜の季節。
ピンクの顔料をスリスリするしづさんです。
ゲル状にしたこれをですね、白土にたっぷりと混ぜ込むわけです。
すると、ピンクに染まった粘土ができます。
春色に染まれ〜。
入念に練り込みます。
「練り込み土」と言いますよ。
これで作品をつくれば、土ごとピンクになるというわけです。
写真では、まだ有機物などが混じっててピンクに見えませんが、焼き上げるとすっきりとしたパステルカラーに・・・たぶん変化(へんげ)します。
ピンクの釉を掛けたものとは別物の出来栄えになりますよ。
他の各色も用意してます。
気になるひとは、やってみて。
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こんなにつくっちゃった横山くんです。
一個いっこ、形ちがいの一輪挿し。
本焼きに向けて、釉掛け作業。
ツルクビ形の細い口に・・・
器用に入れるものですね。
横着をしつつ、丁寧。
お店が開けそうです。
柏木くんは、小皿に釉を塗り分けて、二色のコントラストにというチャレンジ。
辰砂釉は配合が銅ベースなので、普段の酸化(サビの色にする)とロクショウの緑ですが、還元がかかるとサビが抜けて赤銅の真っ赤になります。
つまり・・・
赤と白との紅白皿になる・・・のを期待です。
このぼんやりとした色合いがそんな風になるなんて、化学変化って不思議ですねえ・・・
酸化は15日(月)、還元は22日(月)の予定です。
それまでに間に合うように釉掛け、よろしくです。
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ころん。
粘土玉じゃないよ。
風船づくりにした、れっきとした造形物。
脚を付けちゃいます。
ここからが大切な仕事。
筆ペンで、四角くあたっときましょ。
ここに、ぐさっ・・・
ナイフを入れます。
かぽっ。
フタもんにするわけです。
切り口のバリをなめし皮できれいにすると、こんなに薄づくりでした。
フタを戻せば、元どおりの球体に。
キャンディでも入れてテーブルに。
いかがです?
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