(旧)東京で陶芸体験!陶芸教室/森魚工房(練馬区大泉学園)

↓こちらに引っ越しました。
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天空にそびえる城

2021-02-18 07:22:51 | Weblog


毎度おなじみ、窯焚き前の How to 窯詰めです(ほんとはパズルの出来栄え自慢)。
今回のナンブツは、最上段奥の大物。
ところが、この段の空いたスペースに、低いものを詰めていかねばならないのだ〜。


広い一枚板の上に、欠けた棚板を組んでいくわけ。
具合いのいいものが探せばあるもので、ごらんのフィット感。


新たなステージにも、低いものを窯詰め。
さらに三点にツクを設置。


三段目、ドン。


作品を詰めて、なおもツク。


四段目、ドン。


最上段に、小高い四層の城が立ち上がる。
われながら、芸術的なながめ。


しかし、ワゴンがおさまらなきゃ意味がない。
そろり、そろりと押していく。


頭がつっかえそう・・・


ギリギリ・・・


しかし、計算通り・・・


ピタリとおさまった〜。
孤独な天才は、ひとのいないところでこんなサーカスに明け暮れております。

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ツクシの生涯

2021-02-17 06:50:23 | Weblog

おかんのカズコが、ツクシを送ってくれました。

わーい、大好物〜。

不思議な形...

このハカマは、たぶん珪酸(ガラス)でできてんだな。

寒いうちは、こうして身を縮こまらせてウブな部分を守ってるわけだ。

アタマもミシミシで固そう。

きれいなフィボナッチ&ハニカム構造がゆるんでくると、胞子の拡散準備。

あったかくなって、それーって伸びて開くわけだ。

そしてスギナに...なる前に、人間さまに食される。

あわれなり。

脱がすで〜、うっしっし〜。

うまそうすぎる...

やっと調理開始〜。

佃煮〜。

卵とじ〜。

むさぼり食うたった〜。

サンキュー、カズコ。

そして、春よ、ありがとう。

それにしても、スマホからのブログアップ、手間がひどい...

 

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優雅な文化でしょ

2021-02-15 08:55:58 | Weblog

はじめて、スマホからのアップです(写真含め)。

さて、工房でお出しするお茶の湯呑みを変えてみました。

全部焼き締め系のロックぐい呑み、という陣容。

シブい系のこんなのを見て、触れて、実際に使ってみて、いいものの価値(あるいは無価値)を肌で感じてください。

こちらは、薪窯で焼いた備前系(正確に備前か、と言われると自信がない)です。

信楽(しがらき)から伊賀とかそのへん系。

炭化焼き締め系。

急須も、備前と炭化。

焼き締めは、人類の手指仕事と神様の差配との融合。

そんな原始的かつ典雅なお茶の味わいをご堪能くださいな。

 

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酸化と還元

2021-02-14 10:03:43 | Weblog


地震、怖かった・・・
久しぶりに、背中にヒヤリとしたものを感じましたね。
窯詰め最終盤の棚組みは無事でした。
ほっ・・・
満杯になるのは今日か明日か、って感じ。
あと入るのは左上のスペースと各段のすき間だけですので、酸化で焼きたいひとは早いもん勝ちでよろしくです。


一方、こちらは還元で焼く作品の準備。
備前の茶碗に「緋襷(ひだすき)」のワラを巻いてるのは、山下さん。


タスキのように巻いたこのワラが、窯にブチ込むバーナーの火で焼けて融け、土の中の成分と化学反応して、模様が刻まれるという算段です。
うまくいきますかどうか。


こちらは、炭化焼成の準備。
ごらんのサヤ(えんどう豆の外皮・作品を入れる容器)詰めにした作品を、木炭でうずめて焼きます。
器面に炭素を定着させて化学反応を起こさせ、様々な色合いにしよう、という試み。
出来栄えは神のみぞ知る。
還元の窯焚きは、いよいよ来週です。

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うみのいきもの

2021-02-13 09:07:41 | Weblog


カキを佃煮にしました。


シマシマのお碗。


カキの佃煮と、緑のフタもの。


イカを塩辛にしました。


シマシマのお碗。


ざっくりシマシマ練り込みのお皿と、昆布のフタもの。


フタを開けると、ホタテの昆布締めが三日目。


この不可思議なほどの体格差・・・
ワインと焼酎で美味しくいただきました。


あ、よめはんが半世紀生きたので、お祝いに大好きなえびせんべいをプレゼントしました。
50でもかわいいなあ、よめ。

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デビュー

2021-02-12 08:51:26 | Weblog


じゃん!
iPhoneデビューしました。
買い換えた、とかじゃなく、人生初、けいたいでんわを持つことになったのです。
ソフトバンクのお兄さんも「そんなひとは見たことがない(とんでもないおじいちゃん以外)」と驚いてました。


今後、このかわいこちゃんと行動を共にしますが、サムライはやめません。
ビーサンは相変わらずなんで、ご心配なく。


オレンジのスイートピーに、緑のバラで、今週もよろしくです。

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春色に染まれ

2021-02-11 10:15:21 | Weblog


南風が吹いて、春近しの感がありますね。
桃、梅、そして桜の季節。
ピンクの顔料をスリスリするしづさんです。


ゲル状にしたこれをですね、白土にたっぷりと混ぜ込むわけです。
すると、ピンクに染まった粘土ができます。


春色に染まれ〜。
入念に練り込みます。
「練り込み土」と言いますよ。


これで作品をつくれば、土ごとピンクになるというわけです。
写真では、まだ有機物などが混じっててピンクに見えませんが、焼き上げるとすっきりとしたパステルカラーに・・・たぶん変化(へんげ)します。
ピンクの釉を掛けたものとは別物の出来栄えになりますよ。
他の各色も用意してます。
気になるひとは、やってみて。

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男たちの釉掛け

2021-02-10 08:01:06 | Weblog


こんなにつくっちゃった横山くんです。
一個いっこ、形ちがいの一輪挿し。


本焼きに向けて、釉掛け作業。
ツルクビ形の細い口に・・・


器用に入れるものですね。
横着をしつつ、丁寧。


お店が開けそうです。


柏木くんは、小皿に釉を塗り分けて、二色のコントラストにというチャレンジ。


辰砂釉は配合が銅ベースなので、普段の酸化(サビの色にする)とロクショウの緑ですが、還元がかかるとサビが抜けて赤銅の真っ赤になります。
つまり・・・


赤と白との紅白皿になる・・・のを期待です。
このぼんやりとした色合いがそんな風になるなんて、化学変化って不思議ですねえ・・・

酸化は15日(月)、還元は22日(月)の予定です。
それまでに間に合うように釉掛け、よろしくです。

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キャンディ・ストッカー

2021-02-09 09:13:58 | Weblog


ころん。
粘土玉じゃないよ。
風船づくりにした、れっきとした造形物。


脚を付けちゃいます。


ここからが大切な仕事。
筆ペンで、四角くあたっときましょ。


ここに、ぐさっ・・・
ナイフを入れます。


かぽっ。
フタもんにするわけです。


切り口のバリをなめし皮できれいにすると、こんなに薄づくりでした。


フタを戻せば、元どおりの球体に。


キャンディでも入れてテーブルに。
いかがです?

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