日々進歩を願って!

思いついたことを気ままに書いています!

飯舘村の今

2019年08月09日 08時27分27秒 | 旅行
バスは熱塩温泉を出発、目的の地、飯舘村へ向かいました。
飯舘村は2017年3月末に一部地域を除き避難指示が解除されました。
現在は全地域、帰村可能になっています。
飯舘村はどのようになっているのでしょうか?


案内人と待ち合わせの場所です。

「いいたて村の道の駅までい館」
花や野菜なども売っていました。

バスが走り出すとすぐ見えてくる風景です。

福島第一原発事故で生じた大量の原発汚染土を入れた袋です。

黒いフレコンバッグを4段重ねて、緑のシートで覆っています。

腐敗ガス抜きのパイプが設置されていました。

フレコンバッグの耐用年数は3年から5年。
事故からすでに8年5ヵ月が過ぎ、フレコンンバッグが破損するなどしています。
バス車内の放射線量測定器はピーピーと鳴り続けていました。
飯舘村の線量はまだ高いのです。

飯舘電力の発電所を見学しました。

去年9月までに40基の発電所を竣工しています。

小さな建物がありました。

木質バイオマス発電所

材木がたくさん積んであります。

でもこの材木は汚染されていて、木質チップとして使えません。

木質チップ

取り寄せた木質チップです。

ソーラーシェアリング

40基の発電施設のうち13基はソーラーシェアリングでした。
ソーラーシェアリングとは農業と発電事業を同時に行うことです。
発電施設の下で牧草を育てて、飯舘牛の復活を目めざしています。
時間が少なくて理解することができず、うまく説明できません。

足元のこの花に癒されました。

ゲンノショウコ

小名浜に向かうバスから見えました。
遠くのクレーン群が蜃気楼のようでした。

福島第1原発1、2号機の共用排気筒本体を切断中です。  

昼食は小名浜で食べましたが、お昼時間を3時間過ぎていました。
友人・知人にお土産をいつもより多く買って、少しだけ支援できました。
帰宅後にさっそく所属組合の新聞に今回のことを書きました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原発事故 (fukurou)
2019-08-09 08:49:07
mari様
おはようございます。
原発事故はもう終わってしまったかのように、日本中では遠い過去の話のようですが、福島に行ってみると何も終わっていない、解決していないと言うことが実感として分かりますね。
原子炉の解体と一言で言いますが、とてつもない時間とお金を使っても、なお手探り状態だと言うことを政治家はどう考えているのでしょう?
返信する
福島へ行こう! (fukurou 様)
2019-08-11 16:35:55
みんなでに福島へ行こうと声をかけています。
百聞は一見にしかずです。
来年のツアーにも誘われました。
節約して旅行費を準備します。
返信する

コメントを投稿