日没後の西空に見えた3天体の会合を撮影。
【月と水星・金星】
EOS Ra + SAMYANG135mmF2 ED UMC,ISO3200,F4,露出1/30秒,三脚使用,
ステライメージにてスターエンハンス処理
中央上部に水星、右下に金星が写ってます。
水星は金星より高い位置に来ていて、見やすくなってます。
6/1には見掛け上、太陽から最も離れる「東方最大離角」となり、今年一番の観望好機になります。
水星は観測可能な期間が限られてるんで、見たことのない方は6/13くらいまでが観望チャンスです。
一方、金星は見掛け上、太陽にどんどん近づいていって、6/4に「内合」となり、観測困難になります。
以降は明けの明星として日の出前の東天で高度を上げていき、7/10に最も明るくなります。
お月さま・水星・金星のランデブーは相変わらず、ステキです。
スミマセンが素人的な質問なのですが、スターエンハンス処理とは
いかがな処理法なのでしょうか?
どの星も同じ光度で処理って、ことなのでしょうか。
教えて下され・・・。
わかりにくい専門用語が出てきてばかりでスミマセン。
スターエンハンスは直訳すると「星強調」ってことになります。
大雑把には、点に近い星像を目立たせる処理のようです。
ブログ掲載用画像は容量節約のために、解像度を落としてからアップロードしてるんですが、
解像度変更の過程で点状に写っている星が小さくなって背景に埋もれてしまうことがあって、
それを救済する目的で使ったりしてます。ただ単純に明るくする処理ではないみたいですが・・・
本記事の写真の場合、月や金星と比べて水星は暗く、小さくしか写らなかったんで、
水星だけにスターエンハンス処理を施しました。
ちなみに、画像全体を処理してしまうと、月のエッジや前景の灯りがぼやけたりして、
シャープ感が損なわれてしまいます。乱用は避けるべきですが、見た感じに近づけるには
有効な機能だと考えてます。