レナード彗星を撮影した4日の未明に、もう一つの彗星を撮っていました。
【チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)12/4】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO6400,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間30分(2分×15コマ, 彗星核基準コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり
1969年にソ連(当時)の天文学者2人によって発見された短周期彗星です。
太陽を周回する楕円軌道を約6年半で一周しており、今年は11月上旬に地球へ最接近して以来、
好条件で観測できる状態が続いています。撮影時の光度は約9等で、かに座北部に位置していました。
レナード彗星と比べれば暗くて、肉眼ではもちろん小型双眼鏡を使っても存在確認が困難ですが、
写真では太めの尾を伸ばしている姿が捉えられました。
個人的には2015年12月下旬に撮影したことがありますが、その時と比べると写りが全然違います。
短周期彗星は地球に接近してくれないとフォトジェニックな対象になりませんね。
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