今日の夜明け前、東の空にこんな光景が見られました。
Google Pixel7a 天体撮影モードにて撮影 三脚使用
中央やや上で一番目立ってるのが木星(Jupiter)、その右斜め上の明るめの星が火星(Mars)、
火星の右斜め下にある同等の明るさで写っているのが1等星アルデバラン(Aldebaran)で、
この3つの星が綺麗な三角形を成してました。名付けてJMAトライアングル。
星空シミュレーションソフトで表示すると・・・
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
木星も火星もおうし座に位置しているのでした。
今は真夏ですが、明け方にはもう冬の星座が昇ってきて、
おうし座の右下にはオリオン座も写ってくれました。
で、実写画像の中央部をトリミングすると・・・
JMAトライアングルはほぼ直角二等辺三角形になっていたのでした。
惑星の位置は日毎に変わっていくので、この綺麗な並びは今朝限定の配置だったようです。
さらにそれらの上には「すばる」が輝き、割とフォトジェニックなシーンだったかも?
なお、今後は木星と火星が見掛け上どんどん近づいていき、今月15日に超大接近を迎えます。
その離角は満月の視直径の2/3程度で、望遠鏡で倍率を100倍程度まで上げても同一視野内に見えそう。
火星はまだ視直径が小さいため、眼視での模様の確認は難しいかもしれませんが、
木星の縞模様とガリレオ衛星はよく見えそうで、興味深く観察できるでしょう。
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