沿線にはあちこちにピンク色をしたコスモスの花が咲いています。民家の玄関先にもコスモスが植えられています。鳴門駅で見かけたコスモス祭ののぼりに納得。
見事な穂をつけた稲が田んぼを黄金色に染め上げています。その間には茶色い地肌。刈り取りが半分ほど終わったところなのでしょう。黄金色の稲穂と茶色い地肌が大地に大きなパッチワークを描き出しています。
たわわに実った稲穂は地面にすりつかんばかりに垂れています。
私も謙虚でありたいものです。
ありゃりゃ、頭の中がお仕事モードになっちゃった。仕事のことは忘れましょ。
列車は、ひとつひとつの駅に丁寧に止まっていきます。そのたびに乗客が入れ替わり、鉄道が地域の足として親しまれている様子がうかがえます。
ガタン
衝撃とともに列車が動き出します。列車が発車するたびに、車内に響き渡るダミ声のアナウンスに全神経を集中させます。ボリュームがめいっぱい上げられているのか、スピーカーから聞こえるアナウンスは音が割れ、何を言っているかまるで分かりません。断片的に聞こえてくる単語を必死に拾い集めます。まるでヒアリングのテスト。確実に池谷 (いけのたに) 駅で降りて特急に乗り換えなければならないプレッシャーが襲いかかります。降りる駅を間違えると、列車はこのまま徳島に行ってしまいます。
「……イゲノダニ、イゲノダニ……」
聞き取れました。次に止まるのが池谷です。ノイズまみれのラジオ放送から貴重な情報をすくい上げた気分です。
無事に池谷で降りることができました。
列車が徳島に向かうのを見送ります。
池谷駅では鳴門方面の線路と高松方面の線路がY字型に合流し、徳島方面に伸びています。写真の左手が鳴門方面 (鳴門線)、右手が高松方面 (高徳線) です。黄金色に輝く田んぼが、小さな人間の営みを見守る自然のぬくもりを残しています。
さあ、高松方面のホームに向かいましょう。
ちょうど高徳線のホームから普通列車が発車していくところでした。
列車が行ってしまうと、また静けさが戻ります。この後、特急うずしおが来る予定です。
もう完全に鉄ちゃん (鉄道ファン) してます。 (∂_∂)ゞ えへへ。
池谷駅は、鳴門線と高徳線の2つのプラットホームに駅舎が挟まれた構造をしています。2つのホームの間には小さな庭が作られ、駅に緑の安らぎが添えられています。高徳線のホームに立つと、左右に大きく景色が広がって壮観です。
※ クリックすると拡大します (ほんとに駅にいるような臨場感を味わえます。リンク先画像のサイズは約850KB)。
池谷駅の大きな雰囲気が伝わるかな? 3枚の画像をパノラマ写真風に連結してみました。昔、まだフィルムカメラを使ってた頃は、現像した写真をこうやってアルバムに並べたりしたよね。ちなみに、この連結作業にはWindows標準のペイントとフリーソフトのJTrimを使いました。ホワイトバランスや色調は調整していないので、基本的にはペイントだけでも連結できちゃいます。JTrimは画像をクリップボードにコピーするときに使いました。クリップボードへのコピーは、ペイントよりJTrimのほうがスムーズでした。
鳴門・高松旅行の目次は → こちら
「鳴門・高松旅行記・21 (鳴門駅を出発)」 ←鳴門・高松旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
見事な穂をつけた稲が田んぼを黄金色に染め上げています。その間には茶色い地肌。刈り取りが半分ほど終わったところなのでしょう。黄金色の稲穂と茶色い地肌が大地に大きなパッチワークを描き出しています。
たわわに実った稲穂は地面にすりつかんばかりに垂れています。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
私も謙虚でありたいものです。
ありゃりゃ、頭の中がお仕事モードになっちゃった。仕事のことは忘れましょ。
列車は、ひとつひとつの駅に丁寧に止まっていきます。そのたびに乗客が入れ替わり、鉄道が地域の足として親しまれている様子がうかがえます。
ガタン
衝撃とともに列車が動き出します。列車が発車するたびに、車内に響き渡るダミ声のアナウンスに全神経を集中させます。ボリュームがめいっぱい上げられているのか、スピーカーから聞こえるアナウンスは音が割れ、何を言っているかまるで分かりません。断片的に聞こえてくる単語を必死に拾い集めます。まるでヒアリングのテスト。確実に池谷 (いけのたに) 駅で降りて特急に乗り換えなければならないプレッシャーが襲いかかります。降りる駅を間違えると、列車はこのまま徳島に行ってしまいます。
「……イゲノダニ、イゲノダニ……」
聞き取れました。次に止まるのが池谷です。ノイズまみれのラジオ放送から貴重な情報をすくい上げた気分です。
無事に池谷で降りることができました。
列車が徳島に向かうのを見送ります。
池谷駅では鳴門方面の線路と高松方面の線路がY字型に合流し、徳島方面に伸びています。写真の左手が鳴門方面 (鳴門線)、右手が高松方面 (高徳線) です。黄金色に輝く田んぼが、小さな人間の営みを見守る自然のぬくもりを残しています。
さあ、高松方面のホームに向かいましょう。
ちょうど高徳線のホームから普通列車が発車していくところでした。
列車が行ってしまうと、また静けさが戻ります。この後、特急うずしおが来る予定です。
もう完全に鉄ちゃん (鉄道ファン) してます。 (∂_∂)ゞ えへへ。
池谷駅は、鳴門線と高徳線の2つのプラットホームに駅舎が挟まれた構造をしています。2つのホームの間には小さな庭が作られ、駅に緑の安らぎが添えられています。高徳線のホームに立つと、左右に大きく景色が広がって壮観です。
※ クリックすると拡大します (ほんとに駅にいるような臨場感を味わえます。リンク先画像のサイズは約850KB)。
池谷駅の大きな雰囲気が伝わるかな? 3枚の画像をパノラマ写真風に連結してみました。昔、まだフィルムカメラを使ってた頃は、現像した写真をこうやってアルバムに並べたりしたよね。ちなみに、この連結作業にはWindows標準のペイントとフリーソフトのJTrimを使いました。ホワイトバランスや色調は調整していないので、基本的にはペイントだけでも連結できちゃいます。JTrimは画像をクリップボードにコピーするときに使いました。クリップボードへのコピーは、ペイントよりJTrimのほうがスムーズでした。
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