ニシンそばで腹ごしらえもしたので、さらに上流に向かって歩きます。
変わった木を見つけました。根元から細い枝が千手観音のように分かれて、その先に真っ赤な葉を茂らせています。どの木にもそれぞれの個性があり、その個性に木の味わいがにじみ出るようです。
やはりここは山の中。川には大きな石がゴロゴロしています。丸くなった石の角が、ここが中流域であることを物語っています。
上流にはつり橋がかかっています。
真っ赤に塗られた香嵐橋の欄干が、色も鮮やかに緩やかな曲線を描いて紅葉の中に吸い込まれていきます。
(ひとりごと。橋のたもとには定員20名と書いてありましたが、どう見ても20人以上渡ってます。)
つり橋を渡ると川見茶屋があり、お茶や食事で一休みできます。この茶屋の屋根もかやぶきで、緑色のコケにびっしりと覆われています。
川沿いの林道をてくてく。太くまっすぐに伸びた幹の間から、がけ下の紅葉を見下ろせます。頭の上もがけの下も暖かい色であふれています。
赤やら黄色やら緑やら、手当たり次第に絵の具を引っ張り出して巨大な筆に含ませ、大はしゃぎしながら走り回るとこんな絵が描けるかもしれません。
色のシャワーを浴びる感覚。光が遮られた林の中から紅葉を見上げると、色のついたセロファンを空一面に貼ったようです。晴れていれば紅葉した葉がキラキラ輝くことでしょう。
大きな紙にみんなでスタンプをぺたぺた押したようにカエデの葉が重なりあっています。
このような情景を、一昔前の人は便箋や封筒に、さらに昔の人は千代紙や反物にしてきたんですね。現代では携帯電話やパソコンの壁紙、ブログのテンプレートってところかな。もうちょっと味のある方法で日常に取り込めたらすてきです。
あ、そうそう。壁紙にしたい人いますか? たぶん明日、累計アクセスIP数が2万件を超えるので、記念に紅葉の壁紙を配布しようかなぁ。
関連リンク:
香嵐渓の紅葉・1 …… この記事の前編です。
変わった木を見つけました。根元から細い枝が千手観音のように分かれて、その先に真っ赤な葉を茂らせています。どの木にもそれぞれの個性があり、その個性に木の味わいがにじみ出るようです。
やはりここは山の中。川には大きな石がゴロゴロしています。丸くなった石の角が、ここが中流域であることを物語っています。
上流にはつり橋がかかっています。
真っ赤に塗られた香嵐橋の欄干が、色も鮮やかに緩やかな曲線を描いて紅葉の中に吸い込まれていきます。
(ひとりごと。橋のたもとには定員20名と書いてありましたが、どう見ても20人以上渡ってます。)
つり橋を渡ると川見茶屋があり、お茶や食事で一休みできます。この茶屋の屋根もかやぶきで、緑色のコケにびっしりと覆われています。
川沿いの林道をてくてく。太くまっすぐに伸びた幹の間から、がけ下の紅葉を見下ろせます。頭の上もがけの下も暖かい色であふれています。
赤やら黄色やら緑やら、手当たり次第に絵の具を引っ張り出して巨大な筆に含ませ、大はしゃぎしながら走り回るとこんな絵が描けるかもしれません。
色のシャワーを浴びる感覚。光が遮られた林の中から紅葉を見上げると、色のついたセロファンを空一面に貼ったようです。晴れていれば紅葉した葉がキラキラ輝くことでしょう。
大きな紙にみんなでスタンプをぺたぺた押したようにカエデの葉が重なりあっています。
このような情景を、一昔前の人は便箋や封筒に、さらに昔の人は千代紙や反物にしてきたんですね。現代では携帯電話やパソコンの壁紙、ブログのテンプレートってところかな。もうちょっと味のある方法で日常に取り込めたらすてきです。
あ、そうそう。壁紙にしたい人いますか? たぶん明日、累計アクセスIP数が2万件を超えるので、記念に紅葉の壁紙を配布しようかなぁ。
関連リンク:
香嵐渓の紅葉・1 …… この記事の前編です。