芝生の向こうには滝が見えます。この滝は人工の滝で、昔はおけで水をくみ上げて滝を演出していたそうです。殿様のために家来は苦労したんだね。
滝の周りは断崖になっていて、赤い岩肌が露出しています。上は緑の森、下は赤い岩肌。強烈なコントラストです。
岩肌はゴツゴツ。山なんだなぁ。奥に滝が見えます。
茶室を見つけました。実際にお茶をいただくこともできます。
庭園内には茶園も設けられていて、お茶の木が栽培されています。こんもりと丸く葉を刈られたお茶の木は巨大立体迷路みたい。中を歩いてみたいなぁ。昔の殿様はここで育てたお茶を飲んだりしたのでしょうか。この庭園には泉も茶園もあり、お茶に必要なものが揃ってます。
また芝生に出ました。栗林公園の北側は近代になって整備されたようです。この広場もそうなのかな。
ぽつぽつと雨粒も落ちてきました。こんな雨まじりの日は、芝生の緑が一層鮮やかになります。
大きな木の下に石がぽつん。広場に人がいないとちょっとさみしいね。
たくさん歩きました。東屋で一休み。赤く色づいた葉が見えます。紅葉の季節になると、この空間全体が錦の織物のようになるのでしょう。
原色に輝く松葉の向こうに広がるのは芙蓉沼。びっしりと植えられたハスの葉の表面は白く光り、もうひとつの水面を作り出しています。
そろそろ行きましょうか。
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