みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

知多・日間賀島旅行写真集・13 (常滑お気楽カット)

2008年03月26日 19時03分27秒 | 気ままにお出かけ
objet003.jpg: 登窯広場のオブジェ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/125s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

きめの細かい陶器の肌。柔らかい色合い。陶器に触れたときの冷たさを感じない、春らしい色です。

このオブジェは登り窯 (がま) 広場にありました。焼き物の町、常滑 (とこなめ) は、至るところ焼き物で飾られています。

chimney00.jpg: 煙突群
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/100s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

常滑の町には煙突がたくさん立っています。どれもレンガ造りで、近代社会に歩みだす日本を象徴するような遺構です。

manhole000.jpg: マンホールのふたにサザンカが描かれている
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/125s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

常滑のマンホールにはサザンカの花が描かれていました。サザンカは常滑市の花に指定されているんだそうです。

ところで、みんな県の花とか市の花とか知ってる? 中には県の鳥とか県の木とかもあるらしいんだけど。あれっていったい何なんだろ? 決めてどうすんだろ? 昔からの素朴な疑問。



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知多・日間賀島旅行写真集・12 (坂が縫う)

2008年03月25日 19時23分48秒 | 気ままにお出かけ
road021.jpg: 細い路地
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/60s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

古くから常滑 (とこなめ) の窯 (かま) が置かれていた地域は山肌にへばりついています。土を探せば山に行き当たるでしょうし、登り窯の建設には斜面が便利ですから、必然的なことなのでしょう。

山肌を切り開いて作られた町は、細い路地が入り組んでいます。まるで小島にひしめく家々のよう。人が歩くだけなら、この程度の道幅で十分です。思いがけないところで人のための道に出会いました。

しかし現代では、そんな細い路地であっても車が走ります。

そこのけ、そこのけ、車が通る。

車社会は、人を押しのけて、どこまでもどこまでも浸透しています。

road022.jpg: 常滑の細い路地
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/125s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

見たところ、山肌に建つ工房は、陶芸作家が構えたギャラリーが多いようです。日常生活で使う道具を大量生産する役割は、平地の巨大な工場に移ったのでしょう。

road023.jpg: 土管の塀が続く細い坂道
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/200s), 0.0EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (+0), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

土管が埋め込まれた急坂。常滑では、石垣の代わりに焼き物が埋め込まれています。さすがの車も、この坂までは入れません。



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知多・日間賀島旅行写真集・11 (昭和の缶詰)

2008年03月24日 19時23分58秒 | 気ままにお出かけ
architecture113.jpg: 名古屋芸術大学常滑工房の入り口
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.2, SS=1/125s), 0.0EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)

日間賀島から常滑 (とこなめ) へ。常滑は焼き物で栄えた街です。今でも古い窯 (かま) がたくさん残っています。

窯元がひしめき合う地域に足を踏み入れると、一昔前にタイムスリップしたような世界に飲み込まれます。まるで昭和の缶詰。

こちらは名古屋芸術大学常滑工房。黒い板塀に歴史のにおいが染み込んでいます。

kama000.jpg: 積み上げられた焼き物
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/40s), -0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

常滑は今でも焼き物の生産地として現役で、街のあちこちに焼き物が無造作に積まれています。

kama001.jpg: 窯の跡
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/80s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=26mm (35mm-equivalent: 39mm)

レンガ積みの古い窯の跡。今はもう使っていないのでしょう。



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知多・日間賀島旅行写真集・10 (島は島)

2008年03月23日 19時12分13秒 | 気ままにお出かけ
road020.jpg: ヘルメット着用を促す看板
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/2000s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

「ヘルメットかぶらんか~!」

日間賀小学校の前に立てられた半田警察署の看板。

日間賀島の主な交通手段は原付です。ほとんどの島民はヘルメットをかぶらずに乗ります。

日間賀島の道は細く、スピードを出すわけにはいきません。また、島が小さいので急ぐ必要もありません。短距離での移動になる上に交通量が少ないとなれば、ヘルメットをかぶらなくなるのは当然の成り行きでしょう。

何しろ1周5.5kmの小島です。こんな小さな島では交通事故なんて起きません (1周しても5.5kmなら、バイクに乗る必要もなさそうですが)。信号機は東港の前にひとつあるだけ。きっと、子供に交通ルールを教えるための信号機でしょう。その信号機も普段は点滅信号になっていて、青、黄、赤と変わるわけではありません。

のどかだなぁ。

一応、日間賀島にも駐在所があり、警官がいるようですが、陸では事件も事故も起きないとのこと。うーん、警官は普段どんな仕事をしてるんだろう。

こんな のどかな島ですから、ヘルメットなしで運転したくなるでしょうね。

私が見た中では、律儀にヘルメットをかぶっていたのは郵便配達の人だけでした。

島には島のルールがあります。確かに日本の法律では、二輪車を運転するときにはヘルメットをかぶらなければならないと決められていますが、この島では事故なんて起きようがないからねぇ。

sima0002.jpg: 日間賀島から篠島を望む
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=10, SS=1/500s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

島の南側からは篠島 (しのじま) を望めます。建物の形が分かるほど、島どうしの距離は近いです。最も近い場所で2km足らずだとか。篠島は去年行ったきりだなぁ。また行きたい。

空に浮いている小さな影は鳥です。翼の幅が広く、羽ばたかずに風に乗っている様子から、たぶんトンビでしょう。日間賀島の海岸にも飛んでいましたし。

tabi0218.jpg: 日間賀島土産

のんびりと島を1周して、たくさんお土産を買ってきました。左上から時計回りにタコの浜焼き、食べる煮干し、黒糖寒天昆布、塩ふき昆布、めかぶ茶。

途中で、おやつとして寒天昆布を食べました。黒糖のまろやかな甘み、寒天のかみごたえ、昆布のうまみ。素朴なおやつです。

タコの浜焼きは、ご飯と一緒に炊き込んでタコ飯にするつもりです。

(3月27日追記) タコ飯を作ってみました。3月27日の記事で紹介しています。



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知多・日間賀島旅行写真集・9 (赤いざるそば)

2008年03月22日 19時38分07秒 | 気ままにお出かけ
port0048.jpg: 赤いはえ縄 (?)
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=10, SS=1/250s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

四角い箱の中で、赤いロープが山を作っています。赤いざるそばが ずらりと並んでいるみたい。

このロープは、はえ縄でしょうか。濃い色のロープも薄い色のロープもあります。色が薄いものは年季が入っているのでしょう。

port0049.jpg: 日間賀島久渕港の全景
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/640s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

漁港は静かです。お昼も近くなりました。こんな時間に誰も操業はしませんね。



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