花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

2025初日の出 健康の森公園 2025/01/01(鹿児島)

2025-01-01 17:11:17 | 自然観察
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は年明け早々に能登半島大地震と羽田での飛行機事故が発生、鹿児島は猛暑に加えて台風10号で大きな被害を受けました。

2025年が穏やかな年になるよう願っております。

「花浄土鹿児島」ブログは今年12年目となり掲載画像は16,000枚を超え、様々な思い出がよみがえってきます。

今年も初日の出撮影に、車で10分程度のかごしま健康の森公園に出かけました。

6時50分 雲が全くない朝 以下の画像は1月1日に撮影


普段では日の出前の公園でウォーキングなどする人は数人程度です。今朝は風は弱いものの冷え込んで、日の出を待つ人も背を丸めていました。

画像を明るく補正すると


空の明るさに比べて近くの人や風景は薄暗いので、人の姿が判りにくいものです。極端に明るくすると目で見た風景とかけ離れるので、なるべく見た目に近くなるよう調整しています。

7時1分 桜島から噴煙が上がる


6時58分に今年初めての噴火があり、噴煙の高さは火口上1000mに達しました。午後にも噴火しています。

7時21分 かなり明るくなってきた


日の出は7時17分、朝日が顔を出す南岳付近がかなり明るくなってきました。

7時32分 初日の出


噴煙が出ていなければ単調な面白みのない日の出だったかもしれません。風景写真では稀に一期一会の良い場面に遭遇することもあり、足しげく通う人にはいつか幸運が訪れると思います。

7時33分 スマホを向ける人が多かった


7時34分 駐車場に戻る人たち


初日を見に来た人は昨年と同程度か少し多めで200人ほど、日の出数分後には大半の人が一斉に帰って行きました。

7時39分 急に人が少なくなった


腰掛けには白い霜


鹿児島の最低気温は2.0度でしたが、ここは郊外の少し高台(標高139m)であり、4度ほど低めだったと思われます。

朝は冷えたものの、日中も快晴が続き鹿児島の最高気温は15.6度、穏やかな年明けとなりました。

7時55分 また少し噴煙が出た


朝日が眩しい中で南岳火口から再び噴煙が上がりました。巨大な鳥か獣が姿を現したような面白い形です。

もっと早く出ていたら子供たちも喜んだことでしょうが、この時間帯には人が殆ど残っておらず惜しいことでした。

今朝は雲一つない空に、少しずつ桜島の噴煙が出続けました。2024年の爆発回数は46回で活動は穏やかでしたが、地下深くには大正噴火前に相当する大量のマグマが蓄積されているようです。

今年も桜島が穏やかであってほしいと願いながら、霜で真っ白になった田圃横を経て帰宅しました。

私のインスタグラムfplkk2020「花浄土鹿児島」はこちらからご覧ください。
コメント (2)
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鱗雲が一杯 大晦日の桜島 2024/12/31(鹿児島)

2024-12-31 17:18:00 | 自然観察
12月31日(火)久しぶりに、早朝のかごしま健康の森公園へ出かけました。

7時10分 かごしま健康の森公園 以下の画像は12月31日に撮影


昨夜の雨で霧が出ると予想したものの、意外にも雨が降り出し車内で20分ほど時間待ちしました。

雲がないと単調なだけで面白みがなく、雲が多くて薄暗いともっとダメ、風景写真は天候に大きく左右されます。

7時12分 わずかに朝焼けが出た


幸いに雨雲は順調に東へ移動して、部分的に薄い朝焼けが見えました。今朝は強い冷え込みはなく、鹿児島の最低気温は9.4度でした。

雲が過ぎるまで時間待ち


わずかな雨でしたが、植え込みの草花に雨滴がついてきれいでした。

7時30分 すでに日が昇っているが


日の出は7時17分、朝日は桜島南岳の斜面上にあるはずですが、まだ雲に隠れています。

ここからの桜島撮影は朝方は完全逆光のため、雲がない場合は朝日が顔を出して10分もすると桜島の表情は写しにくいものです。

雲が適度に日差しを遮ってくれると変化があり、日が高くなると桜島の姿が写しやすくなります。

7時32分 早く雲が過ぎてほしい


雨を降らせた雲は去ったものの、鱗雲がびっしりと続いて朝日が見えません。

7時50分 日射しが一部見え始めた


次々と雲が押し寄せて朝日は顔を出さず、しばらくは桜並木の斜面などを撮影しながら時間待ちしました。

7時53分 日射しが隠れた方が写しやすかった


予想通り少し霧が出てきましたが、川霧が公園内にまで広がってくることはありませんでした。

8時35分 眩しい朝日


公園内の花壇や植え込みなど撮影して、元の位置に戻りました。雲から朝日が顔を出すと、完全な逆光で眩しすぎて明暗差が大きすぎました。

8時40分 きれいな鱗雲の列


健康の森公園には度々撮影に来ていますが、これほどのきれいな鱗雲の列は珍しいものでした。

8時42分 天候回復でウォーキング


すっかり天候が回復し、常連さんや小さな犬と散歩の人など見かけました。明日は初日の出、多くの人が集まることでしょう。

今年も花浄土鹿児島ブログをご覧いただき、ありがとうございました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
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紅葉巡り 和田川と慈眼寺跡 2024/12/24(鹿児島)

2024-12-25 15:50:36 | 自然観察
12月24日(火)運転免許証の更新後、慈眼寺公園に立ち寄りました。

9時48分 そうめん流し入口 以下の画像は12月24日に撮影


免許更新で新たなメガネが必要かも? 早目に交通安全センターへ行きました。手続きには丁寧な説明と案内を受け、気になっていた視力検査は今の眼鏡でパスして一安心でした。

少し緊張したのは写真撮影、普段カメラで一杯写していても自身が写されることは皆無に近く、年相応の顔写真が現実でした。これからも周囲に気を配り、安全運転を続けたいものです。

慈眼寺(じげんじ・じがんじ)公園のそうめん流しは冬場は休業、例年3月の桜開花時期に営業再開です。

見上げると日射しが一杯


毎年のように訪れる慈眼寺公園の紅葉ですが、色付くのは例年12月上~中旬。年末まで待っていてくれたようでうれしいことでした。

9時59分 斜めに差し込む日射し


この時期にしては眩しいほどの日射しが差し込んでいました。公園内を流れる和田川沿いでこの日見かけた方は3人ほど。子犬と散歩、ウォーキングポールを手にした方もありました。

杉の倒木


遊歩道のすぐ脇に大きな倒木が残され、川の中へ倒れ込んだ木や太い枯れ枝が残った所もありました。

台風10号の影響と思われますが、通行に危険性がないので片付けが後回しになっているのでしょうか。

和田川沿いから林を抜けて北に上がると、ネモフィラやコスモスで人気の花畑、道路向かいにはふるさと歴史考古館があり、谷山神社が隣接しています。広大な公園の管理は大変なことでしょう。

川にかぶさるように伸びたモミジ


殆どが落葉している中で一部葉が残った木があり、あちこちにモミジがあることが判りました。

平地で紅葉時期が遅く派手さはありませんが、緑濃い中に紅葉が点在して風景撮影には面白い場所だと感じます。

古い石橋 昭和4年(1929)に架けられた澄心橋


このところ雨が少なく水量はわずか 水面に映る控えめな色模様


上流部には目立つモミジがあった


日射しに浮かび上がる美しさ


さくら広場横のモミジは落葉


11時13分 入口に戻ってきました


このモミジが一番きれいでした。すでに色合いが一様になっていますが、例年は緑、黄、赤と様々な彩を見せてくれるモミジです。

モミジの色づき具合は年ごとの気象条件、日当たり具合で大きく変わるのでしょうか。それぞれ木の個性によって毎年彩の良いもの、黄色あるいは茶色にしかならないものなど、決まっている感じがします。

広い風景全体の中で見ればそれぞれの個性が存在して、その場所の紅葉風景を作り上げています。

気まぐれな強い風が吹いた (f13、s1/2)


小さな雲が陽射しを少し遮った直後、気まぐれな強い風が吹いてきました。手持ち撮影でシャッター速度を遅くして何枚も写しました。

ここは三脚の出番だとセットしたら風は止んでしまい、その後30分以上も粘りましたがダメでした。風景写真撮影では、まれに思いがけない良い場面もあり楽しみです。

本来は偶然に頼らず、強い風が吹くまでじっと頑張ることが大事でしょうが・・・お腹もすいたので撮影切り上げ。

今日は無事に免許更新ができて良かった、名残の紅葉も楽しめてありがたいことでした。感謝、感謝。
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冬至の虹 城山公園の桜葉 2024/12/21(鹿児島)

2024-12-22 17:39:25 | 自然観察
12月21日(土)雲の多い朝、今日も日置へ出かけました。

8時54分 吹上浜日置海岸 以下の画像は12月21日に撮影


昨日は庭掃除などして大根の収穫、お寺参りなどすませて帰宅。車から降りた時の寒さで、ジャンバーを日置に置き忘れたことに気付きました。

朝は冷えましたが、昼間は陽射しが暖かいためジャンバーを脱ぎ、長袖シャツと麦わら帽子での作業でした。年末でもあり、すぐ取りに行くことにしました。

2日連続は久しぶりでしたが、浜の沖合に虹が出て、海鳥も飛んで来てシャッターチャンスに恵まれました。

虹の東側は江口浜付近から始まっていた


私のレンズでは虹の全体を写せませんでしたが、中天付近では雲が少なくごく薄い虹でした。日射しが大きな雲にさえぎられるまで10分間ほど見えていました。

今朝も釣はダメな感じ


カモメが2羽飛んで来て波打ち際で餌をさがしていました。南側は大川の川口にかけて10人ほど釣り人がいましたが、動きは鈍く座り込んでいる人もありました。

9時19分 餌を探すカツオドリ 右奥は野間岳


南から飛んで来て時折水中に突っ込む様子もありましたが、小魚がいないのか北へ飛び去りました。

カラスもやって来た


人を恐れる様子もなくカラスがすぐ近くに舞い降りて、浜辺をゆっくり歩きながら餌を探しているようでした。

今日は例年よりも早めに、氏神様に米と塩、水、柴など供えました。ロウソクを灯して手を合わせると心が落ち着きました。雲の動きは早いものの、幸いにも強い風が吹くことはありませんでした。

11時24分 日置市伊集院町の城山(じょうやま)公園


桜の名所として人気の公園ですが、この時期に訪れたことは少ないので帰り道に立ち寄りました。

モミジもあったが半分ほどは落葉していた


遠くから目立っていたのは桜葉でした。モミジがどの程度の色合いになったのか不明ですが、すでに今日は冬至です。残っていたモミジ葉は赤茶色~枯れ葉色で鮮やかさは今一つでした。

展望台(6Fの標高は155m)からの東側風景 遠くに桜島


日射しが出ると桜の葉が色付いてとてもきれいでした。中ほどは伊集院駅で、遠くの桜島山頂部は雲隠れしています。

展望台 桜並木から見上げる


桜は早いものでは9月中にすべて落葉するものもあり、師走にこれほどの葉が色付いて枝先に留まっていたのは驚きでした。

日射しが出るとモミジが浮き上がった


モミジはあちこちにあるので、色付き始めの頃から小まめに通うと、案外と面白い風景が写せるのかもしれません。

修理作業で長く使えなかった展望台が復旧しており、伊集院市街地の風景や色付いた桜葉を楽しむことができて幸いでした。感謝、感謝。
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初冬の風景 探勝園から黎明館へ 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-21 22:26:39 | 自然観察
12月18日(水)国道3号沿いから照国神社隣の探勝園へやってきました。

島津久光公の銅像 以下の画像は12月18日に撮影


多くの参拝者が訪れる照国神社に隣接する庭園ですが、訪れる人は少なく静かな場所です。

残っていたモミジ


殆ど散った木もありましたが、まだ一部で紅葉が残っていました。

今年は猛暑の影響か、鹿児島でも紅葉時期が例年より2週間程度遅くなりました。

霧島連山に始まる鹿児島の紅葉ですが、気温が高めの鹿児島市街地では全般に彩が今一つです。

気温や日照時間など気象条件に大きく左右されるのでしょうが、真っ赤に色づくことはあまりなく、一部の木で色鮮やかな程度です。

こちらは黎明館 山手側の庭園横 田の神様


ここも多くの観客が訪れる施設ですが、山手側の庭園まで足を伸ばす人は少ないようです。

ゆっくりと田の神様を眺めて、庭園を巡るのもいいものです。

サザンカの花びらが美しい


庭園の池とモミジ 数は少ないがモミジがあります


わら屋根の古民家 囲炉裏に火が焚かれていました


茶室横のモミジ


ここの紅葉は例年あまり色濃くなりませんが、天気が良ければもっと見映えがすると思います。

北側の堀に水草が増殖 桜島から薄煙 あいにくの曇り空が続く


枯れたハス 石垣とサギ


西南の役 石垣に残る砲弾痕


年末の大掃除でしょうか、石垣での作業が進んでいました。陽射しのない寒い中での作業お疲れ様です。

世間は慌ただしい中、イチョウとモミジを巡り写真展を鑑賞、予定を大幅に超えて動き回りました。
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国道3号沿い イチョウ並木 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-19 18:20:01 | 自然観察
12月18日(水)お寺参り後、イチョウ並木の国道3号沿いを歩きました。

西本願寺鹿児島別院 中央公園側から 以下の画像は12月18日に撮影


お寺側の高い木の葉が色付いていましたが、曇り空で風は冷たく広い公園内に人影はありませんでした。

9時47分 お寺境内のイチョウ 日射しがなく見映えが今ひとつで惜しい


照国神社参道 山手には城山ホテル鹿児島


画面外右手は中央公園ですが、普段は車で通ることも少ない地点です。

鹿児島市街地は車が多く運転に気を使うため、原則として通り慣れた道以外は利用しません。特に路面電車が走る区間の交差点では、危険回避のため右折しないことにしています。

温泉ホテル中原別荘前のモミジ


花壇にモミジが植えられていて、身近に紅葉が見られてありがたいことです。

10時23分 国道3号 西側の風景


らーめん屋さんは支度中、この辺りを歩くのは照国神社初詣のときくらいです。照国神社前交差点は九州の西側を結ぶ国道3号、東側を結ぶ国道10号の終点です。

交通量の多い区間で、運転中はイチョウ並木が続いていることが判る程度です。この辺りの歩道を歩くことは殆どありません。

照国町から平之町方向のイチョウ並木


曇り空ですが良い機会なので、西側に400mほど先のロイヤルホスト城山店手前まで、広めの歩道を歩きました。

10時34分 平之町の歩道橋から平田橋方向(西側)


イチョウが植えられてかなりの年数が過ぎているようです。晩秋の紅葉時期は各地の紅葉ポイントに出かけるため、市街地のイチョウまでは目が届きません。

色付いたイチョウ並木の歩道をゆっくりと歩くことができて幸いでした。

同じ歩道橋から照国神社(東側)姶良市方向


道沿いにマンションなど高層の建物が増えて、案内板の地名表示がなければどこの町なのか判らないほどです。

道沿いの植栽 落葉が一杯


色付いたイチョウはきれいですが、散り始めるとたちまち歩道の色を変えるほどです。

10時51分 この時期は掃除が大変 お疲れ様です


大きなイチョウからは落葉が次々と降ってきて掃除も大変だと聞きました。この時期ばかりはどうにもなりませんが、掃除できれいになった歩道も気持ちの良いものです。

歩いていると寒さを感じる間もなく、この後は照国神社横の庭園を経て黎明館の庭園などにも足を伸ばしました。
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万之瀬川上流 岩屋公園の紅葉 2024/12/13(鹿児島)

2024-12-15 17:21:48 | 自然観察
12月13日(金)3か所目は、南九州市川辺町の岩屋公園を訪れました。

13時24分 駐車場から川へ向かう 以下の画像は12月13日に撮影


万之瀬川口から金峰町~知覧町への線路跡の道をたどり、南九州市川辺町の市街地へ向かいました。

路線整備が進んだ個所もありますが、阿多病院付近は入り口が判りにくく離合注意区間も残っていて早期の整備が望まれます。

途中から小雨が降り出し、時々ワイパーを動かしながら岩屋公園に到着。平日で天気も悪く止まっていた車は3台程度でした。

万之瀬川の清流と紅葉 右側が上流


紅葉の時期に訪れたのは久しぶりで、もっと色濃くなるのか、これがいつもの色づき具合なのか判りません。

偲ぶ橋を渡った先 紅葉と石仏


昭和59年に置かれた石仏のようで、紅葉に囲まれて目立っていました。

堤防石垣の隙間から伸びたモミジ


自然に根付いたような感じで、周辺よりも特に色濃くて目立っていました。災害や工事などで失われそうで惜しいことです。

偲ぶ橋を上流部から見る


小雨が降っていてレンズを上向きにできず、撮影しにくいものでした。傘を持って回れば良かったのですが、両手がふさがると今度は足元が心配です。

モミジと清流


ゆっくり時間をかけて写したいような場所でしたが、すでに午後になり記録写真的に写しました。

赤い実が一杯 クロガネモチ


小雨に濡れて実の色が鮮やか、雨の日ならではの風景でした。

対岸の岩壁には清水(きよみず)磨崖仏


対岸の岩壁下の道路が通行止めになったこともあり、こちら側に展望所と案内板などが設置されています。

駐車場に戻って上流側の橋までの遠回りが面倒で水量が少ないこともあり、川に設置された大きな飛び石を慎重に渡って対岸へ行きました。

やがて足元がおぼつかなくなれば、飛び石伝いに川を渡ることなど無理です。

十一面観音様


下流側へは岩壁崩落の危険性があるため全面通行止めとなっています。貴重な史跡を眼前に見られないのは惜しいことですが安全第一です。

岩壁に彫られた磨崖仏の最も古いものは平安時代末期頃の制作と考えられていますが、ここは通行止め区間手前のため目の前で見ることができます。

阿弥如来様


明治28年(1895年)の制作で、安らかな仏様の姿が今もしっかり残っています。

銀閣寺のような建物 サクラノヤカタ(和風カフェ)


遠目にも目立つ建物で、かなり昔に中に入ったことがあるような・・・記憶が曖昧です。

2階はギャラリーとワークスペースを兼ねた展望所になっているようです。

サクラノヤカタ 入口


右側には竹があり良い雰囲気です。広い公園内には多くの人が集まることができる広場、キャンプ場もあり、万之瀬川の流れに沿って趣深い場所です。

やすらぎ観音様


公園内には桜の木が一杯あり、春先は特に多くの人で賑わいます。知覧の平和公園と共に、来春も楽しみです。

14時31分 駐車場手前 花盛りのサザンカ


紅葉を巡るうちに季節は進み、サザンカが花盛りでした。小雨模様ながら傘は持たず、時計回りで広い公園の半分程度を巡りました。

帰りは南薩縦貫道を経て指宿有料道路、九州縦貫自動車道(高速)を利用して50分ほどで帰宅しました。

いずれも車は少なめでしたが、皆さん飛ばすことにビックリ。世間は忙しい師走、気になっていた各地を巡ることができて幸いでした。
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日置市吹上町 妙見神社の巨石 2024/12/13(鹿児島)

2024-12-14 16:06:01 | 自然観察
12月13日(金)吹上、金峰、川辺地区へ初冬の景色撮影に出かけました。

妙見神社 国道270号脇の案内板 以下の画像は12月13日に撮影


最初に日置市役所吹上支所に立ち寄り、鹿児島写真アカデミーの「吹上あれこれ」展示を拝見しました。

祭り風景の他に親しみやすい地元の風景やお店の写真もあり、一般的な写真展とは少し異色でした。

吹上支所から国道270号を南へ1kmほど走ると、坂の途中右手に妙見神社があります。

神社参道 南側から北側を見る


参道沿いにモミジがあり、色付くことがあるのか様子見に立ち寄りました。

参道中ほどから鳥居側を見る


モミジは想像よりもかなり木が大きくなっていて、枝葉が少なく色づいたものはなくて残念でした。

年ごとの天候次第で真っ赤に色づくとすれば、見事な風景が見られそうです。

妙見神社社殿


妙見神社について日置市観光協会のページから引用して紹介します。

1280年、伊作島津家の初代島津久長が創建したと伝えられる妙見神社。島津忠良(日新公)が先勝祈願をしたとも言われています。その社殿の裏には奇妙な巨石群があります。その中心にあるのが「落ちそうで落ちない岩」です。

巨石の上に巨石が重なり、ちょっとすると落ちそうですが落ちない。そこで受験生が「落ちない」ための合格祈願として、受験シーズンには多くの方が訪れています。(引用終わり)

祈願を書き込む場所 


神職などは祭事以外は不在のようです。小さな竹片に願い事を書いて、階段横の紐に吊るします。

巨石などの詳しい案内図


岩に彫られた文字やハート形などを探す前に、位置を確認しておきましょう。

最初何も見ずに岩を巡り、気付いたのは「成功」の文字だけでした。ここは2度目なのですが、前回のことはすっかり忘れていました。

落ちそうで落ちない岩


大きな岩が二つに割れて今にも落ちそうですが、落ち着いている不思議な風景です。

願い事を書いた竹片など


ごく最近吊るされたようなものもあり、受験シーズンの春先にかけて多くなりそうです。

大きく彫られた成功の文字


文字以外にもハート型のくぼみや、人の顔に見える部分などがあるそうです。所々の窪みに少額のお賽銭が置かれていました。

北側から見た大岩


岩の北から東側には孟宗竹林があり、坂を上り下りして巨石群を一回りできます。笹や木の根、小石もあり滑りやすいので、足元に要注意です。

参道横の道で日向ぼっこ


近所の飼い猫でしょうか、逃げることもなく日当たりの良い場所にいました。

隣の墓地で見かけた枯葉


神社参道の少し西側の藪横を上がると、古い石塔が残るお寺跡のような小さな墓地があります。墓じまいで数か所の墓石が撤去され、残りわずかになっていました。

ここにもモミジがあり、色付く前に枯れ始めて落葉寸前で枝先に留まっていて、寂しさが募りました。

次第に雲が覆いかぶさる中、万之瀬川北岸の吹上浜高橋海岸へ向かいました。
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紅葉巡り せせらぎの湯花水木 2024/12/10(鹿児島)

2024-12-12 15:24:18 | 自然観察
12月10日(火)3か所目は日置市、せせらぎの湯花水木です。

せせらぎの湯花水木温泉 以下の画像は12月10日に撮影


平日ながら車が多く殆どが温泉のお客さんで、紅葉巡りの方はぽつぽつ。ここは有料施設で紅葉鑑賞券は一人300円でした。

神之川沿いのジョイフルランド宮田石として昭和時代から広く親しまれ、花水木温泉の開業は平成16年(2004年)です。

そうめん流し建物横の紅葉 


夏場には家族で度々訪れた懐かしいそうめん流しですが、2022年8月から休業中のようで寂しいことです。

14時33分 吊橋の手前から下流側 中ほど奥は花水木温泉


そうめん流し建物沿いの紅葉はピークを過ぎて落葉し始めていました。

広い園内を反時計回りに巡りますが、最初は吊橋です。普段歩き慣れない吊橋はかなり揺れるので慎重に歩きましょう。

落葉が始まり少し寂しい 芝生広場


吊橋を渡り少し進むと左側に芝生広場があり、川沿いの広範囲で紅葉が見られます。

鹿児島県内は夏の猛暑とその後も暑さが長引き、各地の紅葉は見頃が例年よりも2週間程度遅くなりました。

インスタグラムの投稿など見ると冠嶽神社周辺と同様に、ここでも一番の見頃は12月7~8日(土日)ごろだったと思われます。

日射しは強かった ゴーカート場跡地


頑丈な鉄橋を渡ると曲がりくねったゴーカートコースが残り、一杯のモミジを背景に家族写真など写す人を多く見かける場所です。

光が透き通り美しい


ご健在の(株)ヒガシマル会長の東吉太郎さんが、50年ほど前からこの地に長年植え続けてきたモミジや色づく木々が約2000本あり見事です。

鹿児島市から近い紅葉名所として知られていますが、県道から西に入り太田発電所横を経て花水木までは道が狭いので離合に要注意です。

坂の途中のサザンカ


南側山手に向かう途中に今年もきれいな花を咲かせ、背後のイチョウの黄色に映えてきれいでした。

今日は日置の庭掃除などで遅くなり、紅葉巡りは午後にずれ込みました。

すでに15時近くになり冬の日は西に傾き、山陰となった場所ではせっかくの紅葉も今一つで惜しいことでした。

それでも日射しの出ない日に訪れるよりは青空の広がる今日が良いと思い、立ち寄って正解でした。

15時11分 こちらは左岸側の山手 すでに日陰になっていた


神之川を見下ろせる場所ですが、日射しが届かなくなり見映えは今一つです。この辺りはあまり見かけない大きな黄葉の木が多く少し異色です。

神之川は左側へ流れている


ここからは川沿いに連なる紅葉が見事ですが、すでに葉が色あせて落葉が進んでいて残念でした。

左手は山影 右側は神之川(右奥が川下方向)


今年は色づかないまま落葉しそうで気になっていましたが、例年通りに各地の紅葉を楽しむことができて幸いでした。

紅葉鑑賞券 後日入浴できる


紅葉鑑賞の当日は利用できませんが、来年2月末までの平日(土・日・祝日・年末年始を除く)1枚につき1名、せせらぎの湯花水木温泉で利用できます。

今日は日射しに恵まれて観音ケ池、冠嶽神社、花水木の3か所巡り・・・元気で各地を走り回ることができてありがたいことでした。家族に健康に、感謝、感謝です。
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紅葉巡り 冠嶽神社周辺 2024/12/10(鹿児島)

2024-12-11 17:33:28 | 自然観察
12月10日(火)観音ケ池市民の森の次は冠嶽神社へ向かいました。

13時2分 いちき串木野市 冠岳花川砂防公園 以下の画像は12月10日撮影


引き続き日射しに恵まれて望嶽亭と水鏡、周辺の大きな立木がスッキリ見えていました。

色付きは良いが葉が少なくて残念


道沿いで色鮮やかですが、葉が少なくかなり台風の影響を受けたようです。

下流側から見た冠嶽神社参道橋 右側が神社境内


イチョウは落葉が進み、近くのモミジも色あせて一部は落葉していました。

上流側から見た参道橋


周辺の山歩きを楽しんだという元気な人たちが、紅葉を背景に記念撮影などしていました。

冠嶽園横の紅葉


冠嶽神社周辺を訪れたのは今年4回目、すでにここでは落葉が始まっていました。

大師堂の紅葉


色付きのピークを過ぎた程度と思っていましたが、すでに半分ほどが落葉していました。

だいぶスカスカに


色付きは大事ですが、葉が多いほうが見た目が良いように感じます。

花川上流部への道 左手は大師堂 画面外右手に冠嶽神社


緑、黄、赤、青空 この日一番きれいでした


木の間から差し込む日射し


ここでは散り始め


下流側の風景


前回訪れたのは12月3日、一週間のうちに想像以上に紅葉が進んだようです。例年では冠嶽神社周辺の見頃は11月23日頃です。

今年は7月から猛暑が続き8月下旬には台風の被害もあり、10~11月も夏がまだ続いているような状態でした。

12月9日(月)朝には鹿児島でも最低気温が4.2度となり、鹿児島地方気象台で初霜と初氷が観測されました。

冠嶽周辺は山間のため鹿児島市街地よりもかなり気温が低く、紅葉が一気に進み落葉が始まったのでしょう。

自然相手の撮影は思い通りに行かないことが半ば当たり前ですが、今日は日射しに恵まれて名残の紅葉を楽しめて幸いでした。

帰り道にもう一か所、伊集院のせせらぎの湯花水木に立ち寄りました。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。