花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

並立鳥居 石神原の彼岸花 2024/09/17(鹿児島)

2024-09-18 18:09:12 | 
9月17日(火)日置郵便局で写真展鑑賞後、南さつま市金峰町に向かいました。

13時27分 南さつま市金峰町中津野の南方神社 以下の画像は9月17日に撮影


私のブログへのコメントの中で、金峰町出身の方に教えてもらった南方神社です。

何度もグーグルマップで道順を確認していたものの、金峰学園手前からの入口を通り過ぎ、南側から引き返す形で神社にたどり着きました。

金峰学園の東側に国道270号の新しい道ができていて、これまでの道が高架下をくぐる個所もあり、初めて行くには判りにくいところでした。

集落から少し山手に入った杉林の中に、二つの鳥居が立ち並ぶ南方神社がありました。

この先を山手に進むと離合が難しい箇所が多く、道沿いに水道施設があり軽トラか工事車両が通る程度と思われます。

高い杉木立に囲まれた参道


先月末の台風10号の影響でしょうか、参道には杉の小枝がまだ目立ちましたが、鳥居の御幣は新しいものでした。

南方神社の社殿


おそらく普段は参詣者は少ないと思われ、境内に落葉が目立っていました。道沿いでは大きな倒木を片付けた個所も目に付きました。

今回の台風では停電が長引いた地域もあり、多くの方がご苦労されたことと思います。

社殿側から見た鳥居


直線で1kmほど北側の金峰町尾下(おくだり)の南方神社参道にも同様に二つの鳥居が並んでいます。

杉の下で花を咲かせたショウキズイセン


一般には黄色い彼岸花と言われる球根植物で、この時期に花を咲かせます。赤や白の彼岸花に混じって植えられていることが多いようです。

13時42分 南さつま市金峰町白川の石神原公園展望所


SNSを通じてアジサイ名所として知られるようになりました。先客が一組あり今季3回目だが、開花が例年より遅いとのこと。

市役所が管理する公園ではなく、広い茶畑を耕作経営する農家さんが個人で管理されているようです。

金峰山と彼岸花 誰もいなくなり貸切状態


今日は雲が適度に流れ背景に変化があり、カンカン照りの単調さはなく撮影には好都合でした。

杉の木陰に長い腰かけ


ゆっくりと腰かけて彼岸花を楽しめます。連休明けの平日でもあり、訪れる人は少なくこの後に福祉施設から5人ほど来られただけでした。

今回良く咲いていた場所


赤白の彼岸花がうまい具合に咲きそろいきれいでした。カーペットのように密植したところよりも、このくらいの間隔がある方が好きです。

管理されている農家さん 右側には彼岸花がぎっしり咲く


帰ろうとしていたら軽トラがやって来て、あれこれ彼岸花の話を教えてもらいました。

一帯の畑を広く買い取り、木を伐って金峰山が良く見えるようにしてアジサイと彼岸花を植えたそうです。

植えて25年ほどになるが、今年ほど彼岸花が咲きそろわない年は初めてとのこと。猛暑と雨不足が影響しているようで、木陰の彼岸花は咲いている。

茶畑側(南側)に一杯植えてある彼岸花も花茎が伸びており、来週あたりは咲きそろうだろうと教えてもらいました。

今日は台風による倒木を片付けるため小型チェーンソーの刃を研いできたと話をされていました。

6月のアジサイに続いて、今日は美しい彼岸花の風景を楽しませていただきありがとうございました。

帰りは金峰山の東側から谷山方向に走り、指宿有料道路から高速道経由で50分弱でした。

日置では台風の後片付け、野菜園の雑草管理、お寺参り、写真展鑑賞・・・午後は金峰町へ走り、南方神社と石神原公園の彼岸花・・・あれもこれもと欲張った一日でした。健康に家族に感謝、感謝です。
コメント (2)
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彼岸花巡り 郡山の神之川 2024/09/15(鹿児島)

2024-09-16 15:58:52 | 
9月15日(日)旧吉田町の倉谷の後、鹿児島市皆与志町に立ち寄りました。

10時5分 鹿児島市皆与志町の稲田 以下の画像は9月15日に撮影


ここも昔ながらの小さな水田が残る地域です。彼岸花が咲く昔ながらの畦道が好きでよく立ち寄っています。

20年以上も前に彼岸花撮影で知り合った方の墓石がすぐ近くにあり、手を合わせました。家は取り壊され土地も人手に渡り墓の花立もなくなり、過ぎ去る歳月の速さが悲しいことでした。

色付き始めた柿 郡山の川田町


ここは車の多い交差点近くです。邪魔にならない先の方に車を止めて彼岸花を写しました。

近くの水田2か所では、腰を屈めて稗抜き作業に励む農家さんの姿がありました。

今も残る梅と柿 


家庭菜園の名残のような場所で、耕作されなくなって10年以上が過ぎています。

昭和の頃は庭先や家庭菜園に梅、柿、枇杷などがよく植えられていました。

神之川沿いの彼岸花 郡山の西俣町


後ほど立ち寄る轟の滝から600mほど上流部、民家があったような場所に彼岸花が残っています。

鹿児島市と薩摩川内市の境にある八重山南側の水は大まかには、南東側に流れて鹿児島市中心部に通じる甲突川と、南側に流れ日置市の吹上浜に注ぐ神之川に分かれています。

白い彼岸花もあった


多くの彼岸花は赤色ですが、赤い花の子孫から自然に白色の花が生まれることがあるのでしょうか。

おそらく、かつての住人が植えたものが残っているのでしょう。

小さな堰がある


農業用水の小さな堰があり、観察していると長さ40センチほどの鯉が複数泳いで水の輪を広げていました。

地元の車が1時間に数台通る程度で、実に静かなところで水音が優しく耳に届きます。

勢いの良い彼岸花


光がここだけ当たり、僕を写してよと言っているような感じでした。花景色が好きな私にとっては一期一会の楽しみです。

明るい緑と彼岸花の組み合わせ


昨日の雨でまだ葉先に潤いが残り、光の届き具合で絵に描いたような風景がありました。

11時28分 下流側にある轟の滝


ごく小さな2段の滝ですが滝壺が広く浅いようで、殆ど整備されいませんが子供たちの水遊びには手頃な場所です。

水場近くに車が3台止まっていて、小さな子供連れの家族が遊んでいました。

滝のすぐ右手(左岸側)の岩場に彼岸花が2本咲いていました。ここ数年は目につかなかったものの、しっかりと岩の隙間に根を伸ばしているようでうれしいことでした。

さらに下流側 西俣下橋のすぐ上流


例年川の土手に多くの彼岸花が咲くところですが、右岸側(西側)の護岸が壊れていて土手は雑草に隠れていました。

土手の西側に3か所ある水田も耕作されておらず、災害発生は昨年でしょうか。被害調査は済んでいるようで小さな標識がありました。

影響が局所的なため復旧工事が後回しになっているのでしょうか。被害拡大がないことを願っています。

帰り道は国道3号線側に向かいましたが、例年のような彼岸花はまだ見かけませんでした。
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曇り空 倉谷の彼岸花 2024/09/15(鹿児島)

2024-09-16 14:03:01 | 
9月15日(日)先週日曜日に続いて今年2回目、倉谷の彼岸花巡りです。

15日朝 日本テレビ 台風13号は奄美地方を直撃


8月下旬はノロノロ迷走台風10号に翻弄され、後片付けもまだ一部残っていて、疲労感を引きずっています。

13号は10号よりも小型ですが、奄美地方では広範囲に停電が発生し、貨物船が座礁しています。

8時13分 鹿児島市緑ヶ丘町からの桜島 以下の画像は9月15日に撮影


暴風はコリゴリですが、適当に雨が降らないものかと期待しましたが、ハズレでした。

鹿児島市宮之浦町(旧吉田町)の倉谷地区 稲荷川上流部の彼岸花


今日は先に上流部まで車で走り、水田脇に咲く彼岸花を撮影しました。1週間前よりも花が増えて、この先1週間ほどは花が咲き続けそうです。

雨で潤った農地


前日少し降った雨で野山は潤い、乾ききっていた畑の土が黒々として、見違えるような風景でした。

農地跡か、住宅跡地か?


道路脇にあった民家が2か所撤去され、ともに駐車場になっていました。

川の方を見下ろすと広さ10アールほどの農地らしき跡地には、葛などの蔓草や雑草が生い茂っています。

耕作放棄されてまだ年数が浅いようで、帯状に彼岸花が咲いていました。

前回よりも開花が進む 階段状の小さな棚田


毎年この時期訪れていますが、年ごとに耕作放棄地が拡大しており、この美しい風景は5年程度で失われそうです。

大きな農業機械の入らない狭い水田は、多くを人的労力に頼らざるを得ず、現在の耕作者が最後でしょう。

川沿いに残る水田近く 田圃道の軽トラ


農家の方はイノシシ対策の電気柵管理にかかりっきりでした。通電状態を調べる器具の調子が悪いので、一旦家に戻るとのこと。

今朝は日曜日で前日の雨が上がり、雲が多くて風もあり草刈作業には好都合でした。

普段人影のない水田や畑跡などで、草刈作業に励む人をあちこちで見かけました。

少し日差しも見えた


たまに部分的に日差しが出ましたが、雲の多い朝で青空は見えませんでした。

風景写真はその日ごとの天気に大きく左右され、思うようにならないのは致し方ないところです。

畦道を彩る彼岸花


彼岸花は美しい農村風景の一部として県内各地に残っていますが、耕地整理をした個所ではほとんど失われています。

公園のように彼岸花を植えこんで、村興しに励んだ所もありましたが、昔ながらの水田に残る畦道の彼岸花は美しいものです。

花は次々と咲くため後半には枯れた花が目立ち、撮影目的によっては写しにくいこともあります。

畦道がきれいに草刈りされているところは花が美しく目立ちますが、耕作されなくなると雑草に埋もれてしまいます。

農家さんの丁寧な管理があればこそ、美しい彼岸花の咲く田園風景を楽しめます。今年も感謝、感謝。

下流部で見かけた彼岸花と鳥除けの鷹カイト


彼岸花を写していると右側に鳥が見えたものの、何か色が目立ちすぎています。

近くで見ると野菜園管理のため、棒の先から糸でつながれた鳥除け鷹カイトでした。

適度に風が吹きクルクルと動き回り目立っていて、遠くには草刈に励む人がいました。

この後は西側に移動して、鹿児島市皆与志地区から郡山方面へ向かいました。
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彼岸花の開花 居座る真夏 2024/09/11(鹿児島)

2024-09-13 10:17:00 | 
9月11日(水)今日も台風後片付けのため、日置へ向かいました。

8時45分 吹上浜日置海岸 以下の画像は9月11日に撮影


東風で海は穏やか、強い日差しの中に一人だけ釣り人がいました。

例年では暑さが少し和らぎ、型の良いキスが釣れるシーズンですが、この暑さでは体を壊しそうです。

この時期にサゴシ狙いで砂山から様子見をする人も、今年は全く見かけません。

雑草に覆われた唐芋(サツマイモ)


猛暑続きで雨不足のため、雑草を抜くと地面の乾燥が進みそうで放置したところ、草丈が伸びて唐芋の葉が殆ど隠れてしまいました。

今年は植え付けが一月遅れの6月になり、7月半ばの梅雨明けまでに十分生育していませんでした。

その後猛暑が続き草刈り作業などで体を壊しそうになり、半ばあきらめてなるがままに任せています。

台風10号でアナグマ除けのネットが倒れてしまい、どうにか復旧できたのは台風通過から5日後の9月3日でした。

今日も手付かず 狭い通路に全体が倒れ込んだ竹林


花を咲かせた後に殆どが枯れた竹の塊が、ゴミ捨て場への通路を塞いでいます。

私以外に利用する人は殆どいないため復旧作業は後回しのまま、今日も着手できませんでした。

実家庭先と周辺の落葉掃除に多くの時間を費やし、昼までに終わるつもりが1時間以上も長引きました。

熊手で落ち葉を集め、一輪車に積んで邪魔にならない片隅に捨てるだけの作業ですが、これが大変な量でした。

大汗が流れて服だけでなく麦わら帽子まで汗びっしょりで、フラフラになるありさま。何度も小休止で水を飲み汗を拭きながら、どうにか予定個所の掃除を終えました。

空家の庭先に咲き始めた彼岸花


主が亡くなり長年の空家ですが、年に1~2度は関西から息子さんが帰省して藪払いをされています。

息子さんは80代近くで、残された農地の管理にも苦労されているようです。

ここは庭先の家庭菜園跡地です。亡くなった奥さんは花好きの方でブロック塀沿いにも多くの彼岸花が残っています。



高い木に囲まれて日当たりの悪い場所ながらも赤、白、黄色の彼岸花が花を咲かせ始めました。



地中の球根に栄養を蓄える彼岸花は、他の草花が枯れて葉を落とす冬場に葉を拡げます。存分に伸ばした葉に日差しを一杯受けて逞しいものです。

今日はまだ枯れずに残っているナスに試験的に追肥しました。暑さが当分続くとすれば、少しは効果が出るかもしれません。
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彼岸花が咲き始め 色づく稲田 2024/09/08(鹿児島)

2024-09-09 17:22:39 | 
9月8日(日)日差しの強い中、鹿児島市北部の吉田町倉谷地区に向かいました。

9時14分 鹿児島市緑ヶ丘町からの桜島 以下の画像は9月8日に撮影


きれいな筋雲が目に入り撮影に好都合と思いましたが、すでに雲は東側に去っていました。

先月末の台風10号の暴風で、栴檀の葉が大部分で吹き飛ばされていました。

9月8日、鹿児島の最高気温は34.1度、最低気温は26.2度でした。

倉谷地区の水田 数日前に草刈か


7日朝の地元紙には彼岸花と草刈作業をする農家さんの写真がありました。

この辺りは毎年彼岸花の開花が早く、道路脇でもあり新聞、テレビでおなじみの場所です。

県内各地で彼岸花が見頃となるのは9月中旬頃でしょうか。

周辺の畦道には彼岸花が多い


昔ながらの曲がった畦道に彼岸花が多く残っており、これから畦道沿いに多く開花します。

少し東側山手の場所


昨年近くの人に教えてもらった、道路脇の撮影ポイントです。

台風後は全く雨が降らず畑は乾いていましたが、彼岸花は元気に咲きそろっていました。

ごく小さな野菜園


高齢女性が管理されているごく小さな野菜園です。今年は猛暑続きで雨が降らず、栽培区画は例年の1/10程度です。

それでも丁寧に管理されていて、お元気な様子がうかがえて安心しました。

すぐ近くの稲田は今年は休耕となり夏草が伸び、おそらく復活は難しそうです。

川沿いに残る水田


イノシシ対策の電気柵が張り巡らされ、周囲はきれいに草刈りされて耕作が続いています。

川の上流部 山手への狭い道は倒木で塞がれていた


かつては水道施設よりも上流側に、小さな水田が数枚ありました。数年前から耕作放棄され、栗林にも近づけない状態になっていました。

ここは林に囲まれた水田 耕作者は一人のようです


数区画に分かれ、全体では10アール程度の水田が今も耕作されていました。

ここにも電気柵が設置され、山手側は丁寧に草刈りがしてありました。林に囲まれ暴風の影響は小さいとしても、日照不足で耕作条件は良くなさそうです。

イノシシ被害もある場所で、今も丁寧な耕作が続いていることに驚かされました。

こちらは本名町の谷上地区


梅の時期に何度か訪れていますが、ここは彼岸花が少なめです。

腕を斜めに上げた案山子が立っていますが、近くの木には雀が一杯集まっていました。

台風の被害は見られず 色づく稲田


きれいに草刈りされた土手の緑色と色づく稲の色合いの対比が美しく、目に留まりました。

多くの水田を管理されている農家さんでは、収穫作業順を考慮して田植えなどされていることでしょう。

さらに熟してくると色合いの違いが目立たなくなりそうで、ちょうど良いタイミングでした。

台風シーズンは10月にかけて続きますが、大きな影響なく稔りの秋を迎えられることを願っています。
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水滴が残る朝 農業センター 2024/07/27(鹿児島)

2024-07-28 15:11:02 | 
7月27日(土)近場の鹿児島市都市農業センターへ出かけました。

6時18分 農業センター水生植物園 以下の画像は7月27日に撮影


鹿児島は朝方の気温が25度以上の熱帯夜が続き、朝でも少し動くと汗ばんで帽子の縁が濡れてきます。

葉が濡れているのは昨日の通り雨でしょうか、朝方冷えて朝露が付いたような感じでもありません。

雲の多い朝 大賀ハス


まだ大賀ハスの開花が続いており、日差しが出ることはなく撮影には好都合でした。

水滴が良い感じ


風が弱く葉に水滴が留まっているようでした。三脚を据えてカメラ2台で望遠レンズも利用してじっくり撮影。

今日は土曜日 カメラマンが一人やって来た


熱心に茶碗ハスを写していた人は、前にも一度見かけたことのある方でした。

別れ際に「今朝は水滴があって良かったですね」と、短い言葉を交わしニッコリ。

茶碗ハスの区画


スイレン池の一部に遠慮がちに葉を広げていて、今が開花ピークのようです。

茶碗ハスは花びらが多い


開花後は花びらが下垂しますが、すぐには散らず1週間程度は残るようです。

大きな葉に溜まった水滴


大賀ハスの開花は来月初旬頃まで、茶碗ハスは中旬頃まででしょうか。

今朝は水滴が残る、みずみずしいハス池を写すことができて幸いでした。

7時22分 農業センター 南側にある調整池


今年も水鳥が子育てをしていました。だいぶ大きくなった幼鳥の他に、ひよこのような雛鳥も見かけました。

7時39分 農業センター 四季の花園


土日開催のマルシェ開店準備が進められ、後からはキッチンカーもやって来ました。

市民農園に向かう人はまだ少なめ、カメラを手にした人は見かけませんでした。

悪条件の中 健気に咲くヒマワリ 8~9分咲き


今年の梅雨は長雨とその後は猛暑日が続くなど過酷で、例年よりも生育が悪く花が小さめのようです。

青空が広がるのを待ちましたが、雲が次々に流れ込み汗も止まらず早々に退散。

最高気温35度前後の危険な暑さが続いているため、無理はせずネットでオリンピック開会式の様子を眺めて過ごしました。
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黎明館のハス お寺のハス 2024/07/26(鹿児島)

2024-07-27 15:29:35 | 
7月26日(金)雲が多めの午前中、黎明館のハスを見てきました。

7月26日朝 テレビ朝日 モーニングショー


秋田、山形で大雨が続き、25日から26日朝にかけて大雨特別警報が2回出されました。

東北地方では10年ほどの間に何度か大雨が降っており、地球温暖化と山間地の多い地形的条件が影響しているようです。

24時間で300~400ミリの雨は異常ですが、観測機器のない山間地ではこれよりもさらに多くの雨が降っていると思われます。

黎明館(鶴丸城跡)のハス 以下の画像は7月26日に撮影


医療センター側の堀は昨年以上に水草が茂っていて、ハスの開花はわずかでした。

長い梯子を掛けて高い石垣の草取り作業が続けられていました。

北側の堀では年ごとにハスが減少


水草の勢いに隠れてハスが育たず、遠慮がちに花を咲かせています。

ここは上からハスを撮影できる便利な場所で、大雨の時は広いハスの葉から水がこぼれ落ちる様子など写すものでした。

9時39分 国道10号側は生育旺盛 南東風が少し強め 


時折風が強くなるので帽子が飛ばされないよう片手で押さえながらの撮影。

幸い雨は降らず、強い日差しが照り付けないので撮影には好都合でした。

橋から県民交流センター方向


橋の南側よりもハスの生育が良くて、花は大きな葉にかくれがち。

開花ピークを過ぎて、風にゆすられて花びらが少し傷んでいるのが残念。

橋から図書館方向


こちらは花が少なくなっていました。今年も開花していたのは行幸碑よりも北側でした。

柵近くのハス


連日の強い日差しの影響でしょうか、開花後は次第に色褪せしている感じです。

風もあり強い日差しが照り付けることもないのですが、動き回るうちに汗ばんで大変でした。

汗を拭きながらハスの様子見に、西本願寺鹿児島別院まで足を伸ばしました。

<お寺のハス 西本願寺鹿児島別院>
西本願寺鹿児島別院 境内の掲示板 他力本願


鹿児島県知事選挙のポスターで話題になった「他力本願」という用語。

本願寺出版社くらしの仏教語豆辞典から引用して紹介します。

他人の力をあてにする、他人任せの意味で使われることが多いですがこれは誤りです。

10時19分 ハスのつぼみ 白い花でしょうか


親鸞聖人は『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』に「他力といふは如来(にょらい)の本願力(ほんがんりき)なり」と明示しておられます。

本堂内陣に描かれたハスの花


他力とは、他人の力ではなく、仏の力、阿弥陀仏の慈悲のはたらきをいいます。

仏さまの生きとし生けるものを救わずにはおれないという強い願いのはたらき、これが「他力本願」です。

この後は鹿児島市立美術館で開催中の、フォトクラブさつまの写真展を鑑賞。

会場当番の方には、常用カメラの撮影枚数が50万枚など、自慢話のような無駄話を聞いていただき恥ずかしいことでした。
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朝活 健康の森と農業センター 2024/07/21(鹿児島)

2024-07-21 16:55:52 | 
7月21日(日)5時過ぎ、近場のかごしま健康の森公園へ出かけました。

5時38分 健康の森公園 以下の画像は7月21日に撮影


鹿児島の日の出は5時27分、方位は65.2度(およそ東北東方向)、所々に雲が湧いて桜島は雲隠れ。

大きな声で話すウォーキングの常連さんと久しぶりに顔を合わせました。皆さんお元気で何よりです。

昨日午後、桜島で今年24回目の爆発がありました。半年が過ぎてもわずか24回、噴火活動は実に穏やかです。

昭和50年代後半の鹿児島市街地は、夏場の南東風で連日降灰に悩まされました。

オブジェ「卵の城」の一部 季節の花


木陰もあり風通しが良いためか、大理石のくぼみに植えこまれた花は生き生きと育っています。

夏休みに入って最初の日曜日、虫を探す親子連れを数組見かけました。

これは何? イチョウだろうか


タネから発芽したような感じでもなく、おそらく地中に生き残る大木の根から一斉に新芽を伸ばしたようです。

通行に邪魔になりそうな場所でもなく、このまま伸ばして置いてもらえると成長が楽しみですが・・・。

6時26分 鹿児島市都市農業センター 水生植物園


西側の耕作放棄地にかすかに霧が出て、池の周囲は草刈作業できれいになっていました。

元気な茶碗ハス


つぼみが多く出て元気な様子ですが、まだ時間帯が早いのかトンボは見かけませんでした。

6時33分 スイレン 


梅雨時期よりも花の種類は減っていますが、白いスイレンがすでに咲いていました。

一般的にスイレンの花は暗い時間帯は閉じていて、開花するのは8~9時、15時過ぎからは閉じていきます。

こちらは大賀ハス


開花4日目ほどでしょうか、花びらが色あせて白っぽくなっています。

左奥のハスはすでに花びらが下垂し、今日は散ってしまいそうです。

トンボが飛んできた


写せたのはこの1枚だけ、ハスに集まるハチも今朝はわずかでした。

今朝は時間帯が早いこともあり、他に訪れた人は数人、花にスマホを数回向ける程度。

6時48分 朝日が差し込んできた


長く居座った雲が移動し、東側の林から朝日が差し込んできました。

この時間帯はハスの花色が飛ぶことなく、微妙な色合いが楽しめて好きです。

7時39分 ハス池に朝日が届き始めた


今年は橋の東側区画ではハスが生育不良で水草が茂り、今朝も全く咲いていませんでした。

西側区画はまだつぼみが多くあり、今月一杯は咲き続けそうです。

7時50分 農業センター 四季の花園


咲き始めているのは1~2割でしょうか、まだ遠目には花がはっきりしません。

8月初めころまで見頃が続きそう


日曜日で市民農園に向かう人が多い中、日差しが強くなってきました。

今朝の撮影は日の出過ぎからおよそ2時間半、危険な暑さに汗が止まらなくなり退散しました。
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さつま町田原 棚田のスイレン 2024/07/18(鹿児島)

2024-07-20 14:16:21 | 
7月18日(木)ハスの後は田原のスイレン池に向かいました。

11時5分 スイレンの手前にハス池 以下の画像は7月18日に撮影


グーグルマップでは「蓮の花畑(広瀬)」と表示されている山崎農場のハスの後は南へ、穴川を渡り100mほどの地点を右折。

水田脇を600mほど走った集落内交差点を左折、少し走ると右手にこのハス池があり、スイレン池は画面上の方です。

小さな田んぼ2枚がハス池になっていて、土手の斜面には歩きやすいよう板(アルミラダーレール)が置かれています。

北西側 紫尾山方向


天候は回復していますが、雲がかかり続けて山頂部(1067m)が姿を現すことはありませんでした。

ここのハスは単一品種のようです


昨年よりも生育が良くて、山崎農場のハスよりも少し小さめで雨の影響は少ないようでした。

ここできれいなハスに出会えるとは望外の喜び。暑い中で立ち寄った甲斐がありました。

スイレン池


朝方の雨が上がった金曜日、路肩に止まる車は1~2台。休日には多くの人が訪れることでしょう。

真夏だがスイレンは涼しげ


スイレンはハスと違って夜から明け方には花が閉じているので、雨の影響は見られませんでした。

各地から訪れた方と、しばしスイレンやハスの話などすることができました。

日差しが照り付けると暑い


風が弱く日差しが照り付けると汗ばんで、雲の流れを待ちながら撮影するうちに疲れがどんどんたまる感じ。

上の方にもハスが咲いている


こちらは山影の影響か下の方よりも生育が少し遅め、今年は生育範囲が例年より狭いようでした。

スイレンの開花は昼間だけ 朝夕は閉じている


早朝ではスイレンが咲いていないこともあり、鑑賞時間帯は10時~と小さな貼り紙が付いていました。

雨や曇りで薄暗い朝は開花が遅れそうですが・・・この時期、晴れた日は9時頃には咲いています。

11時32分 暑さに退散


今日は朝の雨もあり、撮影に出遅れて暑さに閉口しました。山崎農場のハスの後に田原のスイレンを見るとしても、10時頃までの方が良いようです。

トンボを見かけた


昨年は蝶トンボも見かけましたが、今日は3種類程度しか気づきませんでした。

暑い日差しに大汗を流しながらも、今年もきれいなハスとスイレンを楽しむことができて幸いでした。

日頃の管理作業をされている地元の方々に感謝、ありがとうございました。
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朝方は雷雨 さつま町広瀬のハス 2024/07/18(鹿児島)

2024-07-19 15:46:58 | 
7月18日(木)朝方雷の音、雨が上がるのを待って撮影に向かいました。

18日7時20分 雨雲の動き(気象庁)


前日(17日)に梅雨明けが発表されましたが、今朝は遠くから雷が聞こえてきました。

強い雨雲が薩摩川内市付近にあり、撮影予定地のさつま町方向へ流れているため、出発を遅らせました。

鹿児島では8時までの2時間に24.5ミリ、日置市東市来では7時までの2時間に57ミリの強い雨を観測。

18日朝 テレビ朝日 グッドモーニング


天候回復待ちの中、バイデン大統領コロナ感染のニュース速報が出ました。

トランプ氏銃撃事件に驚かされたアメリカ大統領選挙ですが、バイデン氏の撤退表明は時間の問題でしょう。

日本では岸田首相から人心が離れ、政権交代を期待する空気が高まり、兵庫県ではパワハラ知事の辞職拒否で県政の混乱が深まりそうです。

9時49分 山崎農場のハス池 以下の画像は7月18日に撮影


近くのアメダス観測点さつま柏原では6~8時に5.5ミリの雨量を観測。

画面右側にあったそば屋さんは閉店、中ほどは山崎農場の資材倉庫です。

国道504号 さつま町佐志(さし)交差点方向の風景






これほどに茎がひねったように曲がったものは見たことがありません。

今年の梅雨は降る日と晴れる日が極端で、急速に伸びた茎が強い雨風で曲がったのでしょうか、不思議です。

ハスは美しい花を咲かせますが根元は泥池。清濁両極端なものを写真で表現できるか、問われているような気がしました。

国道横 消防団車庫側から見たハス池


この区画が一番花が多くてきれいでした。

広瀬バス停


蓮池の間の道は狭く離合しにくいですが、意外と車が通ります。

山崎農場の御厚意で同社の駐車区画が利用できますので、車を止めてゆっくりとハスを楽しみましょう。

西側の広いハス池


グーグルマップでは「蓮の花畑(広瀬)」と表示されている30アールほどの広いハス池です。

開花ピークを過ぎたようで花数はわずかでした。

消防団車庫のすぐ西側 ハス池


ここから見るハスは茎が折れ曲がることもなく、3か所のハス池の中では一番きれいでした。

雲が薄くなり強い日差しが照り付けると、花色が飛んで今一つ。強い日差しが雲に隠れるのを待つ間に汗が滴りました。

この後はいつも通りに、南側へ直線で900mほどにある「田原のスイレン池」に向かいました。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。