今年の鹿児島の夏は例年にない日照不足でした。7月10日に台風8号が阿久根市に上陸、その後も梅雨が戻ったような天候が続き、夏の強烈な日射しが出る日はわずかでした。
道沿いの彼岸花
それでも季節を違えずに彼岸花が咲き始めました。鹿児島市郡山町は市の北西部に位置し、山と緑に囲まれたのどかな田園地帯です。郡山町内の彼岸花を何回かに分けて掲載します。今日は郡山町西部の彼岸花です。
畦道の彼岸花
一カ所だけは稲刈りがすんでいました
道沿いの彼岸花は近所の人が独力で移植整備したと聞いています。地表に現れた花茎は数日で50センチほどにも伸びて開花します。きれいな花が見られるのは農家の方が草刈りと耕地管理を続けてこられたたまものです。
上流の小さな滝
よく見ると岩壁にも彼岸花(上の画像の大伸ばし)
草に埋もれる彼岸花
上流部には小さな滝があり、周辺は公園ですが草が伸び放題でした。桜並木と階段、遊歩道の整備に手が届かなくなったのでしょう。
予算不足なのか人手不足か判りませんが、このような風景をあちこちで目にして心が痛みます。近い将来には集落だけでなく、自治体そのものが消滅するのではと危惧される所もあります。
地方創生が声高に叫ばれています。人口減少、耕作放棄地や空家・無縁墓地の増加など見るにつけ、今さらどうなんだろうかと気になります。はたして現状維持を越えて、地方創生ができるのか? 花火のような一時的選挙対策に終わってしまわないか、気掛かりなことです。
年々増える耕作放棄地
栗の木は成長が早い
水と土を守る水田地帯
羽の破れた蝶
花の撮影で各地を巡っていると耕作放棄地や空家の増加が目立ちます。先祖代々の土地を守っている人がいなくなれば、目に見えて田園風景は荒れていくことでしょう。
美しい彼岸花を見ながらも将来への不安が起こり複雑な気持ちになります。
道沿いの彼岸花
それでも季節を違えずに彼岸花が咲き始めました。鹿児島市郡山町は市の北西部に位置し、山と緑に囲まれたのどかな田園地帯です。郡山町内の彼岸花を何回かに分けて掲載します。今日は郡山町西部の彼岸花です。
畦道の彼岸花
一カ所だけは稲刈りがすんでいました
道沿いの彼岸花は近所の人が独力で移植整備したと聞いています。地表に現れた花茎は数日で50センチほどにも伸びて開花します。きれいな花が見られるのは農家の方が草刈りと耕地管理を続けてこられたたまものです。
上流の小さな滝
よく見ると岩壁にも彼岸花(上の画像の大伸ばし)
草に埋もれる彼岸花
上流部には小さな滝があり、周辺は公園ですが草が伸び放題でした。桜並木と階段、遊歩道の整備に手が届かなくなったのでしょう。
予算不足なのか人手不足か判りませんが、このような風景をあちこちで目にして心が痛みます。近い将来には集落だけでなく、自治体そのものが消滅するのではと危惧される所もあります。
地方創生が声高に叫ばれています。人口減少、耕作放棄地や空家・無縁墓地の増加など見るにつけ、今さらどうなんだろうかと気になります。はたして現状維持を越えて、地方創生ができるのか? 花火のような一時的選挙対策に終わってしまわないか、気掛かりなことです。
年々増える耕作放棄地
栗の木は成長が早い
水と土を守る水田地帯
羽の破れた蝶
花の撮影で各地を巡っていると耕作放棄地や空家の増加が目立ちます。先祖代々の土地を守っている人がいなくなれば、目に見えて田園風景は荒れていくことでしょう。
美しい彼岸花を見ながらも将来への不安が起こり複雑な気持ちになります。