9月27日昼前に木曽の御嶽山が噴火しました。天気に恵まれた土曜日で、紅葉シーズンも始まり多くの登山者が噴火に巻き込まれました。28日も懸命の救助活動が続いていますが、多くの犠牲者が出ているようで痛ましい限りです。
9月27日 噴火の様子 NHKテレビ
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9月27日 ヘリコプター取材 NHKテレビ
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今回の噴火で特に感じたのは
1 火山噴火予知がほとんど機能しなかったこと
2 現場の画像が直後にネット上にアップされたこと
3 突然の事態にNHK以外は殆ど対応できなかったこと
4 火山の多い鹿児島の対策はどうか
9月28日 NHKテレビ 朝のニュース
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9月28日 youtubeの動画情報 NHKテレビ
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日本は世界有数の火山国でありながら、桜島や阿蘇山など一部を除いて観測体制が十分とは言えません。登山者の多い時期と時間帯に噴火したことは悲劇でした。
27日午後はテレビからの情報に見入っていましたがNHK以外の局は通常番組でした。受信料問題などの批判もありますが、いざという時に民間放送は頼りにならないことを再認識しました。
週末で報道体制が整わなかったこともあるでしょうが、広告放送主体の民法テレビにNHKと同じような対応を期待するのはお門違いかもしれません。
その一方でネット上にyoutubeの動画がアップされており非常に驚きました。これからは情報社会だと言われたのは二昔ほども前のことでしたが、これほどに即時性が発揮されるとは感心しました。幸いに撮影・投稿者は無事だったようです。
紅葉風景を取材に来ていたNHKスタッフの冷静な噴火記録動画はさすがでした。今回は水蒸気噴火と言われており、火山灰に降り込められながらも命拾いした方が多かったようです。
霧島新燃岳(左側の山) 撮影 2013年6月
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新燃岳大噴火の夜 撮影 2011年1月
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桜島 一周道路沿いの退避施設 撮影 2013年7月
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桜島 黒神川の火山監視カメラ 撮影 2013年7月
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御嶽山はこれまでに何度か噴火していましたが、今回は噴火の可能性は予測できず火口周辺への立入規制も出ていませんでした。
これを霧島の場合で考えるとどうでしょうか。
同じように年間を通じて登山者や観光客の多い山です。火山観測体制はありますが桜島に比べると不十分で、2011年の活動が大噴火になるとは予測されていませんでした。
ただし火口周辺への立入規制が継続していたため、大噴火でしたが人的被害は発生していません。霧島で今回のような突然の噴火が発生すればどうでしょうか。
霧島に慣れた登山者だけではありませんので、今回と同様の悲劇も懸念されます。立入規制区域内には立入らず、いざというときの避難経路の確認や非常食の常備など各自で最低限の備えは必要です。今回は山小屋に避難して助かった人が多いので、登山路沿いに退避施設の増設が必要と思います。
鹿児島市の目の前に浮かぶ桜島はどうでしょうか。
観測体制は整っており火山学者が常駐し、大規模な噴火活動への対応訓練も定期的に行われています。しかし鹿児島県民には火山活動に慣れっこになっているという盲点も考えられます。
いつものような噴火や火山灰であっても軽視せず、常に大災害への心構えを忘れないようにしたいものです。
9月27日 噴火の様子 NHKテレビ
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9月27日 ヘリコプター取材 NHKテレビ
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今回の噴火で特に感じたのは
1 火山噴火予知がほとんど機能しなかったこと
2 現場の画像が直後にネット上にアップされたこと
3 突然の事態にNHK以外は殆ど対応できなかったこと
4 火山の多い鹿児島の対策はどうか
9月28日 NHKテレビ 朝のニュース
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9月28日 youtubeの動画情報 NHKテレビ
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日本は世界有数の火山国でありながら、桜島や阿蘇山など一部を除いて観測体制が十分とは言えません。登山者の多い時期と時間帯に噴火したことは悲劇でした。
27日午後はテレビからの情報に見入っていましたがNHK以外の局は通常番組でした。受信料問題などの批判もありますが、いざという時に民間放送は頼りにならないことを再認識しました。
週末で報道体制が整わなかったこともあるでしょうが、広告放送主体の民法テレビにNHKと同じような対応を期待するのはお門違いかもしれません。
その一方でネット上にyoutubeの動画がアップされており非常に驚きました。これからは情報社会だと言われたのは二昔ほども前のことでしたが、これほどに即時性が発揮されるとは感心しました。幸いに撮影・投稿者は無事だったようです。
紅葉風景を取材に来ていたNHKスタッフの冷静な噴火記録動画はさすがでした。今回は水蒸気噴火と言われており、火山灰に降り込められながらも命拾いした方が多かったようです。
霧島新燃岳(左側の山) 撮影 2013年6月
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新燃岳大噴火の夜 撮影 2011年1月
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桜島 一周道路沿いの退避施設 撮影 2013年7月
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桜島 黒神川の火山監視カメラ 撮影 2013年7月
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御嶽山はこれまでに何度か噴火していましたが、今回は噴火の可能性は予測できず火口周辺への立入規制も出ていませんでした。
これを霧島の場合で考えるとどうでしょうか。
同じように年間を通じて登山者や観光客の多い山です。火山観測体制はありますが桜島に比べると不十分で、2011年の活動が大噴火になるとは予測されていませんでした。
ただし火口周辺への立入規制が継続していたため、大噴火でしたが人的被害は発生していません。霧島で今回のような突然の噴火が発生すればどうでしょうか。
霧島に慣れた登山者だけではありませんので、今回と同様の悲劇も懸念されます。立入規制区域内には立入らず、いざというときの避難経路の確認や非常食の常備など各自で最低限の備えは必要です。今回は山小屋に避難して助かった人が多いので、登山路沿いに退避施設の増設が必要と思います。
鹿児島市の目の前に浮かぶ桜島はどうでしょうか。
観測体制は整っており火山学者が常駐し、大規模な噴火活動への対応訓練も定期的に行われています。しかし鹿児島県民には火山活動に慣れっこになっているという盲点も考えられます。
いつものような噴火や火山灰であっても軽視せず、常に大災害への心構えを忘れないようにしたいものです。