花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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夏が残り夕焼けがきれいな吹上浜 2016/09/16 (鹿児島)

2016-09-17 18:15:47 | 吹上浜
暑さ寒さも彼岸までと言われていますが、鹿児島はまだ夏の空気が勝っています。
9月16日(金)は吹上浜で夕方まで遊んでいました。(画像は全て9月16日撮影)

11時前 浜からサゴシを狙う


スキップバニーと弓角


砂山から見ていると100mほど沖合にサゴシが湧いて移動しています。近くでも海面に変化が見えました。20分ほど後で浜に出ると、海面の変化は消失していました。

大潮で干潮は13時半頃です。短時間で潮位が下がり、サゴシは沖に移動したようです。30分ほど投げるものの不発。夕方の満ち潮時に期待して引き上げました。

13時過ぎの南側海岸 中央奥は野間岳


台湾南部に暴風をもたらした台風14号の名残でしょうか、わずかにウネリがあります。波乗りの人が一人だけいました。

潮が満ちてくるまでは時間があるので、13時過ぎから砂浜を北側へ2kmほど歩きビーチコーミング(漂着物の観察)をしました。今年は海が静かで漂着物は少ない方です。

砂に消える小川の流水


中国製ライター


ライター裏面の文字を検索すると中国浙江省寧波市の鎮海区で生産されたもののようです。日本にも格安ライターの商品情報が出ていました。

瓶詰の中国食品


蓋の腐食が進んでいますが水が入らず海を漂ってきたものです。中身は腐敗しているようなので触れませんでした。

咳止めらしい薬袋


裏面の文字など


中国以南でも使われているのでしょうか。裏には漢字だけでなくアルファベット、よくわからない文字もあり、咳止めらしきことが書いてありました。表側の模様はムカデ?

日本でも昔の置薬には鬼の絵がありました。強い効き目があるという意味でしょうか。好みの違いもありますが、私はムカデは嫌です。咬まれて何度も痛い思いをしました。

潟山のシラス崖


この地点から北側の神之川までは漂着物の学術調査地区なのでここで引き返しました。崖下に川が流れており、すぐ上流には小正醸造の焼酎熟成貯蔵所があります。右側に見えるのは金峰山(きんぽうざん 標高636m)です。

こちらは海上安全のお守り


ネット検索すると熊本県上天草市の上八幡宮(かみはちまんぐう)の守護札のようです。海上安全、大漁満足と書かれています。お札の漂着物は珍しいです。

夕方のサゴシ狙いも不調


潮が3割ほど満ちた16時過ぎから浜に出ました。ごくたまにサゴシが湧くものの遠すぎて仕掛けが届かず、手前に飛ぶのはボラだけでした。

一時間ほど投げて釣りをあきらめ、天気が良いので夕焼けを撮影することにしました。
18時23分、甑島のすぐ南側に夕日が沈みました。

野間岳の夕暮れ


左側は南さつま市笠沙町の野間岳(のまだけ 標高591m)です。薩摩半島の南西端にあたり、この付近は北西に突き出しており野間半島と呼ばれています。

この日は東風のため、大気汚染が解消して見晴らしは良い方でした。右奥には夏雲があり上空には筋雲が漂っています。

日没後の東シナ海


水平線の向こうも雲が少ないのでしょう、残照が明るい夕空です。

南西側の筋雲が目立ってきた


色濃くなった夕焼け


夕焼けを映しこむ南西側海面 右の小島は久多島(ふたしま)


すっかり暗くなった北側 江口方面


思いがけず日没後に夕焼けが色濃くなりました。東側の空はピンク色に染まり、やがて丸い月が昇ってきました。南西の空に広がる筋雲が印象的でした。

北側の江口方面は暗くなり肉眼では殆ど見えませんが、高感度撮影(ISO3200)で海岸線が写っています。海岸沿いを走る車のライトが目立っていました。昼前から夕方までよく遊んだ一日でした。日置市東市来では気温が32度近くまで上がりました。昼と夕方の釣りは空振り、午後の一番暑い時間帯に砂浜を2時間半ほども歩き、大いに疲れました。何よりも健康に感謝です。

台風16号は沖縄の先島諸島付近を通過後、18日には次第に針路を東寄りに変えて20日には九州に接近、上陸も予測されています。海が荒れることで海藻の影響も解消しそうですが、前回の台風12号よりも勢力が強いため被害が心配です。
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