花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

二十四節気 七十二候とは 2023/02/07(鹿児島)

2023-02-07 15:27:02 | 日記
2月7日(火)、昨日午後からの雨がまだ降っています。

2月7日 NHK朝のニュース


フィリピンの犯罪者収容施設から指示が出されていたと思われる広域強盗事件に新展開です。

7日に容疑者2人が日本へ強制送還され、航空機内で逮捕されました。テレビ各局は現地中継を交えて報道を続けています。

昨日午後から雨 小雨模様が続く 以下の画像は2月7日に撮影


鹿児島市の雨量は7日14時までの24時間で26ミリ、野山を潤し春への期待が高まります。

二十四節気(にじゅうしせっき)と言われる季節の節目があり、2月4日は立春でした。1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められています。

次は雨水(うすい)2月19日、啓蟄(けいちつ)3月6日、春分(しゅんぶん)3月21日。

4月には清明(せいめい)4月5日、穀雨(こくう)4月20日、立夏(りっか)5月6日と続きます。



2月3日の節分、春分の前後7日間の彼岸、立春から数えて88日目の5月2日は八十八夜・・・これらは雑節(ざっせつ)と呼ばれるもので、二十四節気を補う季節の移り変わりの目安です。

半月毎の季節の変化を示す二十四節気と入り混じり、紛らわしい気がしていました。

さらにややこしく感じるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。あまり耳にしませんが、どんなものでしょうか。



七十二候について、私の根っこプロジェクト 暮らし歳時記から引用して紹介します。

二十四節気(にじゅうしせっき)は半月毎の季節の変化を示していますが、これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。

二十四節気と同じく古代中国で作られました。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきました。

日本でも、江戸時代に入って日本の気候風土に合うように改定され、「本朝七十二候」が作られました。現在主に使われているのは、明治時代に改訂された「略本暦」のものです。(引用終わり)



七十二候の一部を同じく私の根っこプロジェクト 暮らし歳時記から引用して紹介します。

・東風解凍(はるかぜこおりをとく)2月4日頃
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。

・黄鴬睍睆(うぐいすなく)2月9日頃
山里で鴬が鳴き始める頃。春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。

・魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日頃
水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。春先の氷を「薄氷」と呼びます。(引用終わり)

微妙な季節の変化で複雑過ぎる気もしますが、気候の変化を細かく感じ取る心のゆとりを持ちたいものです。

明日は天気が回復、その先は再び南岸低気圧の影響で雨が降りそうです。例年より遅れている春の訪れが待ち遠しいことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。