民主党の裏切りの大罪！

　民主党への期待がどんなに大きなものであったか？　今度の選挙で思い知らされるこの頃である。　待ちに待った政権交代だったのだ！！

　この期待を裏切った民主党に限らず、政治を変えてくれるという選挙民を絶望させた罪の大きさについて、民主党自身に自覚がないのがより悲惨な結果に繋がります！　ネットの中での反応を見るに、この虚脱感というよりは政治そのものへの絶望が大きいです。

　自民党政治に愛想を付かせて、切実な想いで取り敢えず民主党に願いを託した末に、裏切られたと言う庶民感情！　結局、第３極に対しても、期待できないという諦めから、止む無く自民党に投票した人が大半でしょう！

　期待が大きければ大きいほど、裏切りへの恨みも大きいものです。　当分の間、このショックから抜け出す力は、庶民にはありません。

　即ち、民主党の敗北という範囲だけの問題では無かったのです。　この方向への誘導を巧みに仕組んだ連中が居ます。細川政権の時にも、官僚や財界の先導で細川政権潰しを企んでいました。　再び、政権交代を実現させて、この有様です。

　首相公選のような選挙制度に変えない限り当分の間、政治を変えることは難しくなりました。歴史の中で、今回のような汚点が検証されるような時期が来るでしょうか？

　能天気な日本人気質です。　今度の出来事も、単なる茶番が終わったというくらいの認識しか無いのでしょうね！

　民主主義、そのものがヨーロッパの真似事で、都合良く捩じ曲げられたカラクリだらけの仕組で誤魔化されて来た日本ですから、本当に目覚めるのは、まだまだ先の事でしょう！！

　これもまた、日本人の宿命なのかも知れません。　私の想いとは、程遠い実情です！！