hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

物価指数の怪奇!

2013-01-25 06:16:17 | 日記
 物価指数と言っても、指数の基準となる物品が代われば当然、値も変わってくる。 年金の物価による変動という時と、消費税を上げる条件となる時と対象になる物品を換えて数字を出すと言う姑息な策略である。

 一方は消費者物価が上がった数字に、一方は下がった数字に辻褄を合わせる為である。年金は物価に連動して下げなければならないから物価が下がった状態にしたい。消費税増税のためには、デフレでは増税出来ないことになっているから物価は上がったことにしたい。

 この二つの数字の矛盾を解消する為には、同じ品目の物価表示では出来ないから違った品目で数字を表すしかないのだ。

 デフレだ、デフレだと言って来た中身は、果物や生鮮食料品、ガソリンは含まず、如何にも全てが値下がりしてるかのように表示して年金を下げ、インフレの方向を示さなければならなくなると、これらの品目を加えてインフレになったと消費税を上げる為の指数を出すと言うのだ!

 数字をマジックか玩具のように弄んで、国民の目を晦ますと言う時代遅れの手法である。 騙される方が悪いと言う時代だから、マジックに引っかかる方が悪いのだろう!

 こう言った子供騙しが、堂々と罷り通る日本である。 一部のズル賢い連中だけが恩恵を蒙るというこの傾向は江戸時代の後半から、ずっと続いています。

 これが日本の実情です!!