hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

政治の原点にあるべきもの!

2013-01-28 11:01:50 | 日記
 誰もが勘違いしている政治と言うものの原点にあるもの! それは施しやお恵みであってはなりません。 これは近代政治の民主主義という政治の原点です。

 古い社会においては、政治の中心がお上という上部、上流にあって、その主導を握っていました。 政治を社会を纏め、統率を図って働くものから税を吸い上げ安定した環境を維持し、体制を護るための手段であったのです。

 ところが、現代民主主義においては、政に携わる者と従う者が同等の立場に立って互いに権利を認め合う関係が重要視されるようになっているのです。

 どちらが良いという比較は別として、全ての人の幸せに繋がる関係が何であるのか?政治のあり方が問われているのです。

 この前の選挙で、大切な原点を問うチャンスがあり政権が交代したのに、民主党の失政で再び、古いお恵み政治に戻ろうとしています。

 この状況は、経済の社会も同じです。 働く者と使う側が、同等の立場で権利を主張し合い、切磋琢磨して成長し合える環境が出来るチャンシがあったのに、バブル崩壊以来、古い労使の関係に戻り、強い者と弱い者の立場が明確に分離し、格差が拡がってしまいました。

 歴史は前に向かって進化するものです。 古い体制に固持していては世界に付いていけません。 日本の有識者達、本当に政治が解っているのでしょうか?

 民主政治には、お恵みや施しは不要であるという原点を見失っては後戻りしてしまうのだという認識が必要なのです!!

アルジェリアでの犬死!

2013-01-28 01:37:16 | 日記
 元来、テロの犠牲者が今まで出なかったのが不思議なくらいです。 日本ほど、生命への脅迫に怯える国は無いし、脅迫との交渉も容易な国は無い。

 アメリカとの関係や諸々の状況から考えれば、テロの標的には持って来いの国である。 国同士の関わりでは、中東の方が良い関係が維持されていたという事だろうか? アフリカでは日本との関係が疎遠で、扱いが冷淡な国が多いのかも知れません。

 能天気で、出鱈目な日本人には、テロを引き起こしている人達の心情など理解できるはずがない。 只管、命を大切にするという風潮が特別に優れた民族性であると思い込んでいる。 

 彼らから見れば何の事はなく、ただの臆病で貧弱な国民にしか見えないのでしょう!ついにテロの標的にされたに過ぎません。

 今後は、犠牲者も増えるでしょうし、テロを非難して騒げば騒ぐほど、彼らの思いを逆撫ですることになるのです。 アメリカの手前、テロに同情的な表現は出来ないでしょうが、起きるべくして起きた事件です。 危険を回避するつもりなら、活動する地域を十分に検討すべきで、最悪、撤退も止む無しでしょう!

 原発事故と同じです。 安全神話なんて、思い込みです。 中東やアフリカには危険な地域が一杯です。 ルスクを覚悟して関わりを持たないから、こういう事件が起きてからびっくりして、酷い、酷いと騒いでいるに過ぎません。

 アメリカに同調して世界で動き回れば、テロの標的になるのも必然です。 一方的にテロが悪いとばかりは言えません。 憎しみをばら撒いているアメリカと関係国も反省すべき面が多くあります。

 何処まで行っても、懲りないアメリカが居ます。 彼らは、そんなアメリカが好きなんです。 アメリカは世界でも別格であるかのような錯覚です。 目を覚ませアメリカ! 少しも、特別な国でも国民でもありません。 民族としても質的に言えば、中の下です!

 それは日本も同じですよね! アメリカも日本も自国が優れているなんて、ただの思い込みです!!