hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

安倍総理の言う前提条件?

2013-01-24 00:22:01 | 日記
 日銀とどんな宣言をしてみても、前提となる物価に嘘があっては、口先だけの掛け声で終わります。 一方で年金の引き下げの前提では、物価品目に生鮮食料やガソリンは入れず、消費増税の条件になると、品目を増やして数字合わせを目論むという姑息な手法である。

 小手先の目晦ましで、国民を欺くのは昔の自民党の常道で、相も変わらぬ古い体質である。 共同声明でも、出来なかった時の責任の取り方も不明確で、最悪でも消費税増税が達成できるような対応になっています。

 富裕層の増税は所得税も相続税も殆ど、軽微なもので弱い者の負担増とは比べ物にもなりません。 今後、控えているインフレ、円安によるガソリンや食料品の値上がり、消費税の増税に比べれば微々たるものに過ぎないのです。

 早くもガソリンは10円ほど値が上がっています。 インフレ止む無しの雰囲気を作って電力もガスも上がります。 

 これに対して、国民の所得がどれだけ上がると言う保証は一切ありません。 多分、雇用の回復も僅かな改善に終わります。 

 自民党の対策で、結果が伴わなかった時の反動が、どれだけ大きなものになるのか? 掛け声だけの小泉政治の繰り返しになりはしないのだろうか? 規制ばかりを取り外して市場や雇用を自由化した弊害については目を晦まし、強い者勝ちの社会は、日本には向かないのだ!

 農耕民族の日本人には、村社会が向いています。 何事にもバランスを取りながら相互扶助の社会を確立してきたのが現実です。 アメリカのような狩猟民族の個人の自由ばかりを優先する社会は向いていません。

 そろそろアメリカからのプレッシャーを撥ね退けて、独立独歩で日本の道を築いて行く時代だと私は思います。 口先だけはコリゴリです! そう思いませんか??