hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

危ない日中関係!

2013-11-29 00:17:23 | 日記
 日本が、自分達の思いのままにゴリ押ししたい気持ちは解らない訳ではないが、余りにも幼稚であると自覚出来ないのが情け無い。

 国を治め、国民を支配するには、偽りの神話も必要かも知れないし、ガス抜きも必要でしょう! しかし、直ぐにバレルような嘘なら突かない方が良い。 領土にしろ、歴史にしろ都合良く作り上げた筋書きで何でも丸め込めると考えるのは幼稚過ぎる。

 中国にも言える事ではあるが、侵略による領土の奪い合いは、頻繁にあったはずである。 この領土の問題を無いとする日本の主張も、日本のアリバイ作りの領土説も互いに一方的である。

 過去に、この問題を難しいと先延ばしにして来たことにも問題が在る。 後になれば成る程、壁は大きくなる。 国際的にも理解が得られる解決が出来る機会を作る必要がある。

 世界の領土問題に先駆けて、中国と日本、韓国と日本で話し合いで解決する実績が出来れば、それこそノーベル平和賞ものである。

 それには、領土として当事者が認めて受け入れた時期が問題である。 沖縄も侵略の結果得た領土だ。 現在の沖縄住民が、日本に属することを希望するなら、日本の領土で良いだろう。

 尖閣や竹島は、大戦以後の問題である。 戦勝国の代表アメリカと、日本の間で交わされた条約での取り決めかもしれないが、中国、韓国が批准して承諾したものではない。

 国際法に残る、大きな矛盾が此処に在る。 条約当事者間だけの問題ではないのに、条約を優先して尊重しろと言うのは、如何にも矛盾である。 第三国には寝耳に水の場合もある。

 特定な国、特にアメリカが介入した形での取り決めも多い。 一方で極度に内政干渉しながら、色々と圧力を掛けるアメリカの傲慢も酷い。

 日本海や、シナ海で摩擦が起きようと、アメリカにはメリットでしかないだろうが、当事国には迷惑な話だ。 今のアメリカ、中国にも日本にも場当たりの機嫌取りをする。 アメリカ経済のメリットを考えれば解らなくもないが、振り回されるのは迷惑だ。

 これで、日中の間で、衝突にでもばれば美味しい思いはアメリカだけである。 一歩間違えば、起こり得る衝突! キャロラインなど、サンドイッチマンか操り人形に過ぎない。 此の儘では、日中の摩擦は強くなるばかりである。