hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

日本政治の終焉!

2013-12-10 09:18:00 | 日記
 政治において、最も重要な問題について優先順位が理解されず、政治家がエゴを剥き出しに支離滅裂に奔走する様を見ると、日本政治の末路を感じます。

 政権与党としての自民党でさえ意思統一が取れず、内部に不満を抱え込んで自己保身の為に官僚や内閣に逆らえない。 野党は、もっと酷い状態です。

 野党の勢力が強くなると絶えず、野党潰しの刺客が現れます。 今回の野党潰しの刺客は慎太郎でした。 奴は隠れた自民の犬です。 橋下市長を潰し、維新を潰す為の犬です。

 細川内閣の時には竹村でした。 形の上では野党に潜り込んでいますが、役目が終われば、元に戻るのです。 渡辺喜美も、この部類か? 人間の意見は様々でも、優先順位を考えたら、大事な部分では意思統一が図られるのが当然である。

 ところが、重要な部分さえ統率が取れず、事在る毎に足の引張り合い。 全く団結力が無い状態の野党では、政権交代しても長くは続かず、支離滅裂である。

 一旦、捩れが解消したから、この時期に変えれることは変え、決めれる事は強引にでも決めてしまえという自民党政府である。 根底に政治信念は全く窺えず、形振り構わず突っ走ることしか頭に浮かばないのだろう。

 政治と言う意味からすれば、極めて幼稚な発想である。 政党の中に、確立された政治理念が無いから、纏まり切れない日本政治! 当選することが最優先。 確かに当選することは重要だろう。

 しかし、有権者から理解される政治理念があれば、必ず選挙には勝てる。 選挙戦に闘う力がないから、振り回されて自分を見失うという悪循環である。

 再び、野党は一層バラバラになる。 どうしても改革の道を貫ける野党の精神が育たない。 個人のエゴが優先し意思統一が取れない現状では無理であろう!

 このままでは、日本の政治が終わってしまう。 政治の何たるかが理解されず、政治家に確たる政治理念が無いからである。 即ち、奴等は政治家ではないのだ!!