hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

袴田事件、残された長女?

2014-03-28 08:49:30 | 日記
 現在は、70歳くらいに成って居られるはずの一人の遺族である長女の人の気持は、如何なのもでしょう? 再審だ、釈放だ、無罪だと世間は、袴田氏についてばかり騒いでいますが私は、こういう警察や検察の不手際に被害者は容疑者だけではないのだと、つくづく感じます。

 この事件で残された遺族の人の気持は、如何かと? 48年、約半世紀です。 警察、検察は犯人決め付けで捜査は完了。 そのまま、48年!

 今になって、残された遺族は、どうなるのか? 機会があれば、その後の彼女がどのような半生を送られたか? 手記でも良いから知りたいと思います。

 こういう事件の後の対応でも殆ど被害者や遺族の思いは蔑ろ! 私は、冤罪であろうと無かろうと、逆転無罪の犯罪で無罪を勝ち得た人への補償をする時に、遺族にも同等の何某のお詫びを、検察、警察に為して貰いたい。

 その誤まった、判断の為に欺かれ、翻弄された被害者遺族は、いつも泣き寝入り。 運が悪かったで済まされ、忘れ去られるのである。

 何か間違っていると思わないのか? 増して捏造なら、当時の担当官の弁解の弁を聞きたい。 仮に捏造でも、その犯罪は時効だから罪が問われる事は無い!

 お上の犯罪は、いつもこれ! これが日本の現状です。 

 強い者、悪いものが横着出来る仕組が出来上がっています。

 こんな国で、民主主義で素晴らしい国だと私達は、浮かれるレベルの国民です。

袴田、再審!

2014-03-28 00:12:17 | 日記
 本当に無罪なら、目出度い事である! だが、いつも思う事ながら、こういう裁判では被害者や、その家族の想いが抜けている。

 冤罪が晴れて、良かった良かったで済まされる問題ではない。 48年目と言う現実は、袴田氏にも過酷であったろうが、被害者の遺族の気持ちは、どんなものか?

 仮に真犯人が居たとしよう。 この事件の捜査は、犯人と決め付けた段階から、捜査は完了したと打ち切られたはずである。 決め付けてしまえば打ち切って楽になる。 真犯人も、一安心しているに違いない。

 杜撰な捜査が故に、被害者の家族も一時的には気を治める。 ところが48年経って今更。再審だ無罪だと言われてみたら、では真犯人は何処に居る? 遺族の立場に居たら、怒りを何処にぶつけたら良いのか?

 無罪になれば、袴田氏には国からの補償で少しは報われる部分もあろう! ところが、被害者家族には”申し訳ない”の一言も無い! 結局、運が悪かったで済ますのか? 

 私としては、被害者家族にも袴田氏同様のお詫びをすべきではないかと思うのです。 今更、無罪と言われても警察や検察に振り回された挙句に、残るのは奴らへの恨み節ばかりである。

 メディアも新聞も再審開始を大々的に騒ぐだけ! 痛みが最も大きい被害者や、その遺族達の想いには無関心。 警察も検察も、国さえも全く無神経である。

 こういう傾向は、大戦の後の対応で韓国、中国も同じような印象であろう! だから、いつまでも日本の歴史的事実の認識が十分で無いと映るのだ。

 本当の痛みを誰が、どう味わったのか? 痛みを与えた側が省みる真摯な気持ちを持つ事が重要である。 いつも最も痛みを受けた者が、忘れられて野次馬が騒ぐだけ!

  そんな現状であると誰も気付かないのか??