知能の高さと筆下手！

　達筆な人の脳は、指先まで伝わる思考の能力の所為ですが、この脳の機能は、情操面や感情面には繋がりません。　言われて見ると、優秀な数学者や文学者、思想家にも達筆な人物は極めて少ない印象です。

　脳の中で使われている部分は少ないと言われていますが、人間が使いきれる脳の範囲にも限界が在るのではないでしょうか？　指先に脳から伝わる指令が完璧に伝わる人には、深く探究するような洞察力や人の心に思いを寄せるような感性は育ち難いのかも知れません。

　どちらにしても、頭脳の良さと字の上手さとは比例しないケースが大半です。　頭脳の良い人物は、努力で補って文字も上手に形取る人は居るのですが、達筆とまでは行きません。

　良く有名な文学者や作家、科学者の書く字の酷さが話題になることがありますが、使われる脳の部分が対照的な為だと言われれば、納得です。

　だから字が上手だからと自惚れず、字が下手だと卑屈にならない事が大切です。　つまり東大出身でも、使えない脳の部分が逆に大きい場合は、人間として欠格者になることも多いという訳です。

　日本のように、肩書きや資格にばかり拘る我が国では、この歪も一層大きく拡がります。　人間の評価に、資格や肩書きは関係ありません。

　本当に何に価値が在るのか？　評価の基準を間違えている人が多いのが、国の発展や進歩を妨げています。　的確な評価が出来るように努力しましょう！！

政界に屯する隠れ自民！

　表面では野党若しくは反体制の立場に居ても、中身は自民党に媚びする輩の多い事！元自民の連中に限ったことでは無い。

　結局、金絡みになると皆、自民党に擦り寄った方が徳に成る。　特に最近の政界は酷い偏りである。　大半が、隠れ自民の野党連中！

　これでは、政治が平民の役に立つなんて有り得ない。　だから、政権交代しても瞬く間に、元の木阿弥になってしまう。

　日本には、民主主義が馴染まない。　個人の権利や個人の人格が確立される、その前に何に価値が在るのかを刷り込まれてしまうのです。

　与党と野党の間に、この化物のような連中が蔓延ってしまって、健全な思想、思考が育たない。　この連中の中心部に君臨するのが、財界の大物やメディア界のボスどもである。

　政治家の中にも多く居る輩です。　慎太郎や引退した野中といった連中です。　こういう連中が妙に力を持っているから性質が悪い。　経団連や連合のトップも、お仲間です。

　奴らは、高尚な理想や思想を掲げて、高いレベルの政治を目指す若者の牙を削ぎ取ってしまいます。　だから政治家になっても数年の内に、同じ穴の狢になってしまいます。

　終には日本は、全てが金儲け優先の志向に走る国民ばかりなっています。　このような世界では、群れを成して肌の違った人間を毛嫌いして排除します。　一時的に改革を目指しても、橋下のように潰されます。

　根本の教育から変えなければ日本の、この流れは変えられません。　世界から、見放される時が来るまで無理でしょう！！