hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

民主主義の自由と平等?そして相続について!

2014-10-17 00:02:01 | 日記
 現代では、盛んに自由についてばかり討論されるケースが多いですが何故でしょう? そこには、民主主義を冒涜し人民を欺こうとする者の企みが潜んでいます。

 だから自由と平等について、真剣に討論される機会も殆ど見受けられません。 本来は、もっと真摯に検証されなければならない、民主主義にとって重要な要素です。

 自由と平等は、その性質は全く逆な性格です。 どちらもが無制限に認められるものではありません。 平等である事を維持しようとすれば、自由は制限されるしかないのです。

 現在のアメリカを中心とした自由への偏りが、民主主義の健全性を損ねているのは、その為です。 言論や報道の自由と言っても何もかも無制限に認められるものではありません。 一方の自由を全面的に認めれば、他方は必ず、より大きな制約を受けるのです。

 国と国民の関係でも同じです。 社会においては、認められる自由に範囲があります。個人的な部分では、かなり大きく自由が認められても他人が絡めば、互いの自由は制限されます。

 現代では、自分や自分達に都合の良い面だけ一方的に自由が叫ばれます。 自由というものは、何処までも認められ得る範囲においてのみ自由なのです。

 その意味で、現在の社会構造から考えて、自由重視から平等重視への移行に付いて考え直す時が着ていると思います。

 例えば、相続です。 貧富や格差が拡がり過ぎていて、生まれた時から人間に差が付き過ぎています。 私は、相続については、一人、一定額以上は認めないという制度を確立すべきと考えます。

 こういう意見には、いつも言われるのは、そんな事をしたら国民が頑張ろうとする意欲を失くすという人ばかりですが、果たしてそうでしょうか?

 現代社会では、この格差は、努力で補うには大き過ぎて最初から諦めざるを得ない人が大半です。 一定の努力で、逆転できるくらいのハンディなら意欲が出る人も、並大抵の努力では、とても勝てそうに無い格差では、最初から勝ち組は決まってしまいます。

 この国に生まれたからには、努力が報われるという実感が感じられる体制にすべきです。 特定の条件下に生まれた人だけが報われる現代の日本では結局、最後は廃れます。

 資産や、利益の配分に付いて最初から考え直す時が来ています。 本来、国や国民が在ってこその個人です。 少数の人間のエゴで流れが決まっていては、民主主義とは言えないのです。

 皆さんも、本当の民主主義に付いて考え直して見て下さい! 少なくとも、今のアメリカや日本は、民主主義とは名ばかりです!!