日本の教育界で出来るか？道徳教育！

　戦前は、修身と言われ国民誘導に利用される部分があった。　指導する側が受けていない道徳を子供達にどう指導すると言うのか？

　先ず、何を大切かと考える習慣が身に付いてない日本人である。　アメリカのように自分だけを優先させ、自由だ、勝手だと教わっていれば当然、相手とか外国とかとの権利のバランスは保たれない。

　自由とエゴの違いとか？　命よりも大切なものが有るのか、無いのか？　といったような認識を指導する側に自覚があるのか？　宗教に馴染みの無い日本人には、道徳そのものの学習が先に必要である。

　親や教師に都合の良い子を増やし、言い成りで問題を起こさない子を誉め称える傾向が一層強くなるのではないのか？　戦後の教育で、重要な事は問題視せず只管、文句を言わずに働いて、憂さ晴らしや気晴らしでストレスを解消させ、働き蜂の員数を増やすことを重視して来ました。

　道徳を人の道として、教えると言う教育ではなく、自ら考え行動できる人格形成に役立てる。　一歩間違えれば、暴走し妄想するのが人間です。　

　道徳の基本は、子供達が何を大切と考える大人に成長するかです。　それには指導する側が道徳や教育について、どんな認識を持ち、どう考えているかが重要です。

　口では、生徒達の為！　子供達の為と言う親や教師は多いですが検証して見れば、親や教師の欲望を優先しているケースが大半でした。

　本来は、子供達の手本になれる日常生活を暮らしていれば、道徳教育は必要有りません。　日頃の生活の中に何が大切かを伝える環境が無いから敢えて道徳などと騒ぐ事の成ります。　社会には見習ってはいけない事象が多過ぎるのです。　

　先ず、報道の自由とか言論の自由とかを優先し過ぎているメディアの規制が出来るかです？

　議員定数削減とか、議会改革が一歩も進まない世の中に子供達の道徳教育が出来るでしょうか？　　　甚だ、疑問です！！