朝景3題

　　　　　　　　　　　　　日の出前、半円型の雲の輪郭が金色に光りました。

列島は強い冬型の寒気団。百々ヶ峰７時の温度は－５℃。２週間ほど続いた７時２分の日の出が４分も早くなり６時５８分になりました。

赤く染まった雲と名古屋JR高島屋ツインタワーと右モード学園スパイラルタワーが見えました。

根尾・福井県境の能郷白山が白銀に輝いていました。町並みは朝の光が当たり始めた山県市。右の建物は市庁舎でしょうか。明朝の山頂は－７℃になるかなあ。

名前は奥歯が痛みそうな名前です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タデ科　ギシギシ

草丈が１ｍ程にもなります。競争相手のいないこの寒い時期に葉っぱをロゼット状（地表に大きく広げる）にして冬の少ない光を集めています。そして春暖かくなったら他の植物より早く大きく成長します。植物と言えどもうかうかしてはいられません、生存競争の世界です。

この時期から花の用意です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴマノハグサ科　キリ

箪笥の材料で有名なキリの木です。キリの種は松と同じ風が頼りの種です。その種が一杯付いているのが分かりますか？左側に写っているのが種です。右下にベージュの色をした蕾が見えますか？この時期にはもうすでに花芽が出来ています。

風に乗って旅立ちます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キョウチクトウ科　テイカカズラ

テイカカズラの種が風に乗って飛び出していたところに出くわしました。光を反射してとっても綺麗です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　定家蔓（テイカカズラ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

語源は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説（能『定家』）に基づく処からです。花の匂いもとってもいい香りがします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

太陽柱(^。^)y-.。o○

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サンピラー

今朝の百々ヶ峰からの日の出。光学現象の一つ太陽柱（サンピラー）が現われました。

気温が下がった朝、氷の結晶に太陽光が反射して垂直に柱が立ち上がりました。午前７時３分の出来事でした。

わずか５、６分後には西から東にかけて広がる怒涛のような雲の海に山々が浮かび、ピンクに染まりました。