ミツバチ科 タイワンタケクマバチ
約10年ほど前(2006年)から見られるようになったとか。一番最初に発見されたのは2006年豊田市です。竹材と一緒に入って来たようですが岐阜県ではかなりの範囲に生息域を広げているようです。
在来種のクマバチとほぼ同じ大きさですがクマバチは胸が黄色なのに対してこちらはすべて真っ黒です。竹などに営巣するようです。一昨年椿洞で見かけましたが今年は百年公園でもごく普通に飛び回っています。若しかしたらクマバチより多くなるのではと危惧しています。
ミツバチ科 タイワンタケクマバチ
約10年ほど前(2006年)から見られるようになったとか。一番最初に発見されたのは2006年豊田市です。竹材と一緒に入って来たようですが岐阜県ではかなりの範囲に生息域を広げているようです。
在来種のクマバチとほぼ同じ大きさですがクマバチは胸が黄色なのに対してこちらはすべて真っ黒です。竹などに営巣するようです。一昨年椿洞で見かけましたが今年は百年公園でもごく普通に飛び回っています。若しかしたらクマバチより多くなるのではと危惧しています。
ゾウムシ科 コナラシギゾウムシ
前にハイイロチョッキリの画像をアップしましたが今回はそっくりなコナラシギゾウムシです。違いは口吻が細い事と毛深くない事そして決定的に違うのは枝を切り落とさない事です。ドングリに卵を産み付けこの画像のドングリに取り付くまでに5分掛かりませんでした。グルっとドングリを2周して異常がないか確かめたようです。で、ここにしようと位置を決めました。
位置を決めた口吻の先は微動だにしません。そこを中心に自分がグルグルとドングリの上で回りながら穴を開けていきます。
最終的にこの状態まで穴を開けます。口吻の真ん中あたりにL字型の触角が有るのですが丁度Lの字の半分までは口吻に有る切込みに仕舞い込まれるようになっています。凄いシステムです。
ここまで開け始めから54分掛かりました。途中2分位の休憩を2回挟みます。その時は肩で息をしているように見えますが肩が何処か分からないのできっと私の幻でしょう・・・口吻を抜くとすぐお尻を穴に向けます。
産卵管を出(きっと伸ばす事が出来る)して卵を産みます。産む時間は約2分です。そして産卵管を抜いてすべて完了です。トータル56分の大仕事です。計算上8時間仕事として一日8個うむ事が出来ますね。それを3日続ければ24個うむ事が出来ます。どの位生むのか分かりませんが大変な仕事だという事は分かりました・・・
キク科 コメナモミ
センダングサの仲間の花に似ています。葉の形が違っているので、全体に柔らかい感じがします。
花をよく見ると、周りにつぶつぶしたものが見えます。腺毛という粘液をもった毛におおわれています。種子ができてもこのネバネバが残っていて、ネバネバで引っ付いていきます。引っ付く手段としては棘やフックの形のものより痛くないのでやさしい気がしますね(*^_^*)
キク科 コセンダングサ
センダングサの仲間も引っ付き虫の代表選手です。まったく情け容赦なくひっついてきます(泣)アメリカセンダングサが一番の強敵だと思っていましたが、ふれあいの森ではほとんど見られません。代わりにこのコセンダングサです!(子供の頃はアメリカセンダングサが多かったと記憶しているのですが・・)コと付くので小さいのかと思っていると大間違い!!背丈ほどに大きくなるものもあります。この花は筒状花だけでちょっと地味な感じでしょうか?
コシロノセンダングサ
コシロノセンダングサです!コセンダングサの変種らしいのですが、白い舌状花が付いてコスモスのようで華やかさがあります!
アイノコセンダングサ
アイノコセンダングサです!コセンダングサとコシロノセンダングサの雑種らしいです。頭花の外側の筒状花が白く大きくなっています。どれも種子になると棘の付いたタワシのようになり、困ったものです( ;´Д`)
ウルシ科 ヌルデ
ヌルデに花が咲いたこの状態は今まで目にしていましたが、あくまでも遠くから眺めているだけの状態でした。ふと近づいてよ~~く見ると結構きれいなんです。しかも爽やかな香りまでするではないですか!今までしっかりと見なかったことを反省しきりです。雌雄異株ですから、この画像の株は雌株です。雌株を観察したのですが雄株を観察し忘れました。また来年までお待ちください。
ヌルデ雌花
アップするとこんな感じです。しっかりとメシベが見えます。色々のハチや甲虫たちが吸蜜に訪れていました。
ムネアカオオアリも一生懸命蜜を舐めています。蜜を貰う代わりに花粉を運んでいるんでしょうね。
結果
まだまだ小さいですが実が出来これから大きくなりながらリンゴ酸カルシュウムが表面に噴き出・・・一寸酸っぱくてしょっぱい美味しい塩です。一応ウルシ科の植物ですから肌の弱い方は触れられないようにお気を付けください。