バラ科 リンボク
真っ盛りで花を咲かせています。良い香りもします。この時期に花を咲かせる樹木は左程多くは有りません。むしろ珍しい方です。常緑の谷筋に生える樹木です。
葉はとても薄く艶も有り柔らかです。花の少ないこの時期に咲くのですからハチやアブチョウたちの格好に食堂になっていました。
セセリチョウ科 イチモンジセセリ
ご多分に漏れずイチモンジセセリが何頭も来ていました。
バラ科 リンボク
真っ盛りで花を咲かせています。良い香りもします。この時期に花を咲かせる樹木は左程多くは有りません。むしろ珍しい方です。常緑の谷筋に生える樹木です。
葉はとても薄く艶も有り柔らかです。花の少ないこの時期に咲くのですからハチやアブチョウたちの格好に食堂になっていました。
セセリチョウ科 イチモンジセセリ
ご多分に漏れずイチモンジセセリが何頭も来ていました。
タテハチョウ科 ヒメウラナミジャノメ
裏の姿です。トラ柄の様な波目模様が美しいチョウです。一見蛾と見紛うばかりの地味さ加減ですがれっきとしたチョウです。
モンシロチョウより少し小さいくらいです。フワフワ飛び回り花の蜜を吸っています。
シジミチョウ科 ウラギンシジミ
ウラギンと言うくらいですから光が当たるとこの状態が銀白色に見えます。ほぼモンシロチョウと同じ大きさです。雌雄によって表の色が違います。
こちらはオスです。銀白色の翅を広げるとこの鮮やかなオレンジ色に変わります。余りの違いに目を見張ります。
こちらがメスです。雄のオレンジ色に対して白色で派手さは有りません。翅を畳んだ裏面はオスと同じウラギンです。
キク科 ヨモギ
ベニマシコが冬に口の周りをヨモギの毛だらけにして実を啄んでいました。後でヨモギの種を確認したらとっても小さな芥子粒の様な種でした。種が出来ると言う事は花が咲くのですからいつかは写したいと思っていました。これがその花です。草餅はご存知でしょうけれど、花は見られたことないのでは?
アップするとこんな感じです。半透明の突き出ているのが花柱です。エンジ色の丸い感じの物が両性花です。花粉は両性花で作られて風で運ばれる風媒花です。
両性花の雄蕊から花粉が出ている所です。今回も薬木広場を歩いていたら足元から花粉が出るんです。見るとヨモギが花開いていました。タイミングバッチリでした。
こちらが花柱に花粉が上手くついたところです。ルーペが無いと見えない世界です。
こちらは花粉です。テーブルの上にそっと持ってきて置いただけでこれだけ零れ落ちました。風媒花ですから数が勝負ですね。これで又小鳥たちが啄んでくれて未消化の種をあちこちに撒いてくれることでしょう・・・
マダラガ科 ホタルガ
毒性分を持っている蛍に似せてこの形と色なんだそうです。4,8~6,5cm程の昼間ヒラヒラとあまり上手でない飛び方で飛んでいます。天敵に捕食されないようにホタルに擬態しているので飛び方は下手でも良いのでしょうね?幼虫はヒサカキやサカキを食べているようです。この画像と次の画像をじっくりと見てください。何かに気が付かれませんか?
今まで全然気にしていなかったので見逃していましたが、たまたまFBの友達がアップしたんです。翅が右上の個体と左上の個体が居るって・・・それから見かけるたびに写し取って観察しました。全部で17頭写しましたが、向かって右が上になっている個体は7頭、左上になっている個体が10頭でした。なるほど全部一緒じゃないんだ、と改めて知りました。雌雄の違いでもなさそうです。当たり前で片づけていたことを反省でした!!
触覚
触覚もこんな風に鳥の羽状態になっています。櫛状ですがその櫛1本1本にも細かい髭が付いているんですよ。これだけの櫛で各種の匂いなどを感知しているのでしょうね・・・
キジ科 コジュケイ
シデコブシの植えて有る所で声だけはするのですが姿が見えない・・・でも必ずいるのだからとじっくりしゃがみこんで待ち構えていました。3m離れた場所にヒョッコリ現れたのはこの子です。慌てるでもなく、さりとて近づくのでもないのですが一群れが居るようでした。
薬木広場にて
私の足元1mmの距離から飛び出した集団が居ました。目が合わなければ飛び出ししないんですね・・・少し離れた2か所に降り立ちました。10分もしない間に降り立った方へ行ってみると半分に分かれて降りた集団ももう合流しているんですよ・・・草原を知らない間に100m程移動したようです。私が近づいたので林の方へ避難です。
7・8羽ほどの群れです。やはり昨年の暮れに出会った子たちのようです。みんな無事に今まで居てくれたんですね・・・ガンバ!!