イチイ科 イチイ
樹木で唯一位を貰っている樹木です。子供の頃この赤い実を5・6個採り口の中に放り込んで食べていました。中にある黒い核果は毒性分を含んでいるので食べることは出来ません。きっと上の兄弟から教えられていたのでしょうね、核果は食べませんでしたから。
太陽に透かすと半透明の様な透き通った感じの紅色に見えます。少しの粘りとくどくない甘さは子供のおやつにはうってつけでした。この木で笏を作ります。一番のブランド品の笏は飛騨高山の位山産の一位で作った笏だとか・・・だから山自体も位山と付いているようです。
ヤナギ科 イイギリ
イイギリです。別名イイギリナンテンと言います。岐阜市の東外れにある集落にはこの木が数本生えています。本来はこんな所に生えている木では有りませんので不思議に思い植えて有るお家の方にお聞きしました。「なぜここにこの樹木が生えているんですか?他にも数件の家に植えて有るのですが?」とお尋ねしました。
お聞きしたお家の方曰く「この木が植えて有る住宅はお花を出荷している家で、その昔はお正月の仏壇飾りにはナンテンを使ったんです。ところがナンテンはあまり実が付かないので代わりにこのイイギリナンテンを使いました。だから植えて有るんです」との事でした。聞いてみないと分からないものです・・・ナンテンの箸も土産物屋さんなどで売っていますがそのナンテンの箸もこのイイギリナンテンの材を使って作成してあるんですね・・・嘘ではないけれど何だかな~~って気がします。
イチョウ科 イチョウ
樹木の名前はイチョウですが実はギンナンと言います。何故でしょうかね~~?アメリカの方たちはとても驚いて食べられるようです。向こうには化石しか存在していないようでその化石の実を食べるって感動されるとか?私も好きな食べ物の一つです。
アジサイ科 ウツギ
薬木広場にあるウツギの木の1本だけこんな花が咲いていました。天候不順で花も一寸戸惑っているようです。春の花盛りの問いは左程目にも留めませんでしたがこの時期のこの花はやはり綺麗ですね・・・