ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

標高940mの草や虫たち

2023-05-31 18:10:20 | 植物

                ウツギ科 タニウツギ

先ずお出迎えはこの花ですね。この色合いですから目立ちます。

田舎に居る頃はダニの木と言われていて家に持ち込むことがNGでした。谷の湿った場所に生えるからタニバナが変化してダニバナになったとも言われているのですが定かではありません。

カマズミ科 ヤブデマリ

花の形が独特で彼方此方に沢山咲いています。

秋に実が沢山つくのですが確か美味くなかった記憶が?

ムクロジ科 トチノキ

丁度花盛りでした。樹高が有るので下からの画像しか手に入りません。

何とか目の高さに花が無いかと帰り際に探したら丁度橋から手の届くところに。こんな事はそんなには有りませんね。

エゴノキ科 ハクウンボク

流石エゴノキの親戚だけ有ります。房状になっている所は違いますが花は全く同じで実もこちらが少し大きいだけで形も一緒です。たまに神社などに植栽されています。

モクレン科 ホオノキ

この樹木も高木故目線で花を写すのはなかなか難しいのです。が、この場所は道路下から樹木が立ちあがってくれているので、花が丁度の所に有ります。

風の向きによって良い香りがこちらまで飛んできます。至福の時でした。

アワフキムシ科 マルアワフキ

サルナシの茎にこんな状態の泡の塊が。どんなアワフキが居るのだろうと一寸泡をどけてみました。

居たのはマルアワフキムシの幼虫でした。

ハムシ科 クルミハムシ

メスはお腹がポンポンですが扁平のハムシです。初見でした。

アゲハチョウ科 ミヤマカラスアゲハ

元々ここはそんなに多くいるのでもないのですが1頭だけ居ました。綺麗です。

ツマグロイナゴ幼虫

存在感タップリの幼虫ですね。

ヤマドリ卵

足元からメスが飛び出したのできっと抱卵していたのだろうと?で探したら案の定でした。チャボの卵よりほんの一寸小さい位かな?早々にこの場を離れました。画像はアップしませんがネマガリタケの曲がっている竹の部分、地面から30cmほどの所にマムシがとぐろを巻いているんです。知らないで近づいたら確実に長靴の無い上の方を噛まれるでしょうね。危ないです。そんな場所にも居る事を認識しておかなといけないです!!

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御嵩の森のハッチョウトンボです

2023-05-30 19:29:51 | 昆虫

                 御嵩の森

毎年この季節にはこの場所で世界で一番小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の観察です。

木道

湿原保護の為の木道もちゃんと設えて有ります。行き止まりの所にはカキランも自生しています。

ハッチョウトンボ♂

全身真っ赤です。

約2cm程の小さな体ですが存在感はタップリあります。

気温が上がってくると尻尾を垂直に上げるのですが今日はそこまではしなくてもいい気温の様でした。

こちらがメスです。チョット地味ですが可愛さは半端ないです。

少ししか流れない綺麗な水の小川が必須条件の様です。ここ御嵩の森には高原湿原が有るので良いのでしょうね。

モウセンゴケ

貧栄養の所に育つモウセンゴケです。

故に根っこからの栄養だけでは足らないので葉っぱで捕らえた昆虫も消化吸収しないといけないのですね。

ヤブムラサキ

湿原迄の道のりの一か所にヤブムラサキが自生しています。葉っぱを触って見るとモフモフの微毛が生えていて驚くほどです。

蕾にやはり微毛が付いているので光を通して確認できますね。出会えたら是非葉っぱを触ってみてください。驚かれること請け合いです。

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樹木の花たち

2023-05-29 15:35:56 | 植物

                モチノキ科 ソヨゴ

今迄の経験から言ってモチノキ科の実は美味くないものが多いのですがその中でもトップクラスではないかと思うのです。

雌雄異株ですからこの雄花のこの木には実が付きません、と書いているうちに気が付きました。雌花を写していない事に。遺憾!!

ニガキ科 ニワウルシ

最近特に目に付くのですが何処にでも入り込んで蔓延っています。こちらも雌雄異株で雄株しか写していない。柑橘系の花の香りに似た匂いがするのです。

結構な甲虫やミツバチたちが吸蜜に来ていました。

ミツバウツギ科 ゴンズイ

よく引き合いに出されるのは魚のゴンズイですが木肌がそれに似ているからこの名前になったと言う事です。魚釣りが好きな私から見ると似てないでしょう??と思うのですが。

こちらは花ですが雌雄異株ではないのでちゃんと雄蕊と雌蕊が付いています。

秋に一寸面白い赤い外皮に包まれた真っ黒な実が外皮の端の方にくっついて目立ちます。

ハイノキ科 サワフタギ

今迄気づかなかったのですが、シデコブシの丘に3m程のこの木が有るのです。花の時期に出掛けたので気が付きました。これが有るのならシロシタホタルガも居るのではと思ったのですがこの木にはついていませんでした。

ハイノキ科独特の花の付方ですね。ほんのり甘い香りもしていました。

マダラガ科 ホタルガ幼虫

少し離れたヒサカキの葉の上に1頭だけホタルガの幼虫が?久しぶりに出会いました。

以前は結構目にしたのですがここ数年まったくと言っていい程見かけなくなりました。何が原因なんでしょうね?

シロシタホタルガ

ちなみにこちらは御嵩の森に居たシロシタホタルガの幼虫です。

此処ではやはりサワフタギの葉を食べていました。

マドガ科 マドガ

小さな体であちこち飛び交いながら花の蜜を吸っています。

ヤマトカギバガ

特徴あるこのスタイルだと探すときも割とヒットするので楽ですが余り難しそうな蛾は見ない事にしています。

カギバガ科 ウスギヌカギバ

これも特徴的ですね。鳥の糞に擬態しているのでしょうか?

出会うのも稀です。ブナ科のアラカシやコナラを食草としているようなので、この辺りで頻繁に出会っても良いのですが、昼間だから出会えないのかな?

ヒトリガ科 キシタホソバ

地衣類を食べているようですが幼虫はお目にかかったことが無いです。

タテハチョウ科 ヒカゲチョウ

ヒラヒラと飛んでいき地上に降りるチョウです。翅を広げて止まることが無いと思っているのですが、過去に蛹から飼っていて羽化したときに初めて表の柄を見たものです。以来見た事が無いです。

キリギリス科 ヤブキリ幼虫

子供の頃これの成虫やキリギリスの成虫を素手で捕まえ良く手を噛まれたことが有ります。皮膚が切られ血が出るのです。

それでもペロッと舐めて終わりでしたね・・・今でこそバンドエイドなどと言う絆創膏が有るから簡単ですけど、当時はそんな便利な物は有りませんでしたからね!(^^)!

ワカバグモ♂

何故かしら今シーズンは良く出会います。しかもオスに。

ウロコアシナガグモ

このクモには寒の頃からお世話になりました。大体の厚めの葉裏にはこのクモがジッとしていましたね。

今現在彼方此方でこんな風に卵嚢を守っている姿を目撃します。

オオホシオナガバチ♀

遺産の森のエノキのコロニーに今シーズンも沢山羽化しています。巣での産卵行動をとっています。

同じ木に雄も羽化していますので出て来たオスがメスの出てくる穴の前でスタンバっている所です。何頭もが同じ場所にたむろしているのです。交尾は早い者勝ちの様です。

ルリタテハ幼虫

サルトリイバラの葉裏に潜んでいます。今迄3頭確認していますが2頭は見当たらなくなりました。きっと蛹になったのでしょうね?

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もうそろそろ花も終わりですね

2023-05-28 16:54:53 | 植物

                マメ科 イタチハギ

結構咲いていたのですがもうそろそろ終わりになってきたようです。

イボタノキ

こちらの花はまだまだこれから暫くは見ることが出来るでしょうね。

結構彼方此方に咲いているのですがこれを食草とするウラゴマダラシジミには2019年に1度出会っているだけです。また会いたいものですが。

テイカカズラ

この花もとっても香りが良い花ですね。

スクリューのような独特の花姿もオシャレです。

ヤナギハムシ

ヤナギの木が有ったので何か居ないかと探したら居ました。これは初見でした。

名前も忘れないほど簡単な名前なので有難いです。

ひっくり返ると裏はこんな色なんですね。この方が目立たないのでしょうね。

ウシハコベ

最近これの和え物を食べていないです。美味しいですね。

何といっても歯ごたえが良いです。更に癖も無いのでシャキシャキと美味しくいただけます。採るのも簡単ですし。

キキョウソウ

相変らず綺麗に咲いています。

この色合いが心惹かれますね。外来種です。

ナガメ

交尾していました。

余り自由には動き回れないようです。

ナナホシテントウ

ここまで来ると後は飛ぶしかないのです。

でも一度だけ翅を広げて止めてしまいそのままじっとしていました!(^^)!

 

 

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椿洞の草花

2023-05-27 18:12:04 | 植物

                モクレン科 カラタネオガタマ

カラタネオガタマは姿も香りも良いので好きです。

モクレンとほゞ同じような作りの花ですね。こんな時期が一番香りが有るようです。

シキミア実

少し前に花が咲いていましたが今日は実が出来ていました。

ハコネウツギ

赤と白の両方の花が特徴です。

枝によっては白ばかりの花も見ることが出来ます。

サルトリイバラ

大きな葉っぱのできる木です。この葉っぱでボチを包んだりします。

新葉なので光を通しても奇麗に発色しますね。

クスサン幼虫

別名シラガタロウと言われるだけあって正にシラガですね。毒成分は持っていませんが触るには勇気が要ります。

アリが接近してきましたので様子を見ていたのですが髭に触れると同時に首を左右に激しく振っていました。

キツネノボタン

ツヤッツヤのまっ黄色の花弁です。

種のこの棘でウマノアシガタとの見分けが出来ます。

キュウリグサ

園芸種かと思えるほどの奇麗さです。ただ小さいのでちょっと残念ですが。

ニゲラ

こちらは完全に園芸種です。日本名クロタネソウと言います。

何だか面白い花です。園芸種には余り関心が無いのですがこれは一辺に名前を覚えました。

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