異常な出来事が日常だった、時代。
ドイツ人の体質に深く根ざした音楽への愛情がアウシュヴィッツの奇蹟として、
「死の国の音楽隊」だった二人の音楽家の、エピソード。
アウシュヴィッツの事は、他の本などで、多少の知識があった。
「音楽隊」が、あったらしいこの書名に引かれて紐解いた。
捕虜たちの、作業に出掛ける時、作業から戻ってきたときの行進曲を演奏などする
ために編成された音楽隊。
アウシュビッツ・ビルケナウ収容所長が最後に投げかけたという言葉が、印象的。
「私の素敵な音楽隊よ!」
日本が、音楽を授業に取り入れたのは、戦争のための準備としてだったと何かで読んだ
ことがある。
多様な音楽の多様な楽しみ方の一つの出来事が、一部の人の命を救ったという事実に、
温かい気持ちになった。
アウシュヴィッツの音楽隊
著 シモン・ラックス
著 ルネ・クーディ
訳 大久保喬樹
音楽之友社
ドイツ人の体質に深く根ざした音楽への愛情がアウシュヴィッツの奇蹟として、
「死の国の音楽隊」だった二人の音楽家の、エピソード。
アウシュヴィッツの事は、他の本などで、多少の知識があった。
「音楽隊」が、あったらしいこの書名に引かれて紐解いた。
捕虜たちの、作業に出掛ける時、作業から戻ってきたときの行進曲を演奏などする
ために編成された音楽隊。
アウシュビッツ・ビルケナウ収容所長が最後に投げかけたという言葉が、印象的。
「私の素敵な音楽隊よ!」
日本が、音楽を授業に取り入れたのは、戦争のための準備としてだったと何かで読んだ
ことがある。
多様な音楽の多様な楽しみ方の一つの出来事が、一部の人の命を救ったという事実に、
温かい気持ちになった。
アウシュヴィッツの音楽隊
著 シモン・ラックス
著 ルネ・クーディ
訳 大久保喬樹
音楽之友社