ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

フランク・ブラグイン展

2010-04-09 11:41:04 | 日記
国立西洋美術館会館50周年記念の
「フランク・ブラグイン展」に行った。

川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長だった松方幸次郎氏との関わりから
ブラングィン芸術に触れる、8カ国約30カ所の美術館とコレクターが所蔵する約120点。

かつて松方氏が建築を夢見ていたという「共楽美術館」のデザイン画、松方氏旧蔵の
ブラングィンの作品の再現は圧巻。


会場前のモニターで、簡単な紹介を見た。
「色彩あふれる画面構成」「力強い描写力」と、事だった。

モニターだったので、力強さはさっぱり感じられなかった。

会場内は、まあまあの入りで、ゆっくり見られた。
様々な色彩、人物画、船、生活の風景、等々。

モニターで紹介されていた「力強い・・・・」の画を見た。
手にした、道具の重さ、それを携えている人の静かな力が、伝わってきた。

一人たたずむ少年の画があった。
彼の心のうちが見えた。

色彩は、独特。

批判的な見方をされることもあったらしい。

不思議な世界を現わしていた。