ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

日本のなかの米軍基地

2015-03-06 10:37:10 | 日記

第9回早稲田ジャーナリズム大賞 受賞の最前線は、改めて、認識した。

 

東京都の多摩地区に、米軍横田基地がある。

その地区で生まれ育った。

家のテレビ受信料は、騒音地域ということで、少し割引になっていたはず。

小学生頃までは、時折、飛行機の音で隣の人の声が聞き取りにくかったり、テレビの音もわからないことがあった。

窓ガラスがびりびりと震えた思い出もある。

 

いつしか、飛行機の飛ぶ回数が激減していき、最近ではすぐ近くを飛んでいるのに、耳をふさぐ必要もないくらい静かになった。

上空の飛行機なら、ほとんど聞こえないくらい静かになっている。

 

そんな環境にいても、日本国中の基地のことは、あまり、知らない。

一時期の富士演習場とか日米の合同演習とか、オスプレイの話もほとんど聞かなくなった。

 

毎日の事件。毎日起きる事故。

莫大な情報で、素通りしている情報のほうが多い。

 

気にしていなくては、と思いつつ、取捨選択を迫られると、どうしようもない。

 

 

在日米軍最前線

あなたが知らない日本列島の現実

斉藤光政

新人物文庫

ISBN978-4-404-03826-5


ミステリアス

2015-03-06 10:21:40 | 日記

ちょっとミステリアスでどんな展開なのか、最後まで気が抜けなかった。

最初のハプニングでは、「えー?」と思った。

次のハプニングでは、いったいどうなる?と思った。

 

最後まで読んでしまって、ちょっとほっとさせられた。

 

いくつか、気になったところがあった。

一つは、ホームレスについての記述。

ホームレスを、仕事もなにもしていない、暇な人としている点。

 

ホームレスは霞を食べて生活しているわけではない。

食べ物がいる。

食べ物を得るために、日雇いの仕事をしたり、空き缶を拾ったりしてわずかな収入を得ている。

 

夜間は、ホームレスにとって、危険。一睡もできなかったり、冬は寒さに震えている。

暴行を受けることもあるそう。

 

仕事もせずにぶらぶらしているわけではない。

 

 

三つの名を持つ犬

近藤史恵

徳間文庫


地震モニタ

2015-03-06 08:36:12 | 日記

突然、起こる地震。

3.11が近づいてきている。

 

あの時は、職場で事務の最中だった。

同僚が一人いたので、事務所内は二人きり。

突然の地震に、パーテーションが倒れて近くのテーブルにもたれかかった。

 

留守の同僚の机の上の書類が散乱。

パソコンのハードディスクが揺れて倒れそうになった。

パーテーションと、HDを倒れないように支えて、揺れが収まるのを待った。

 

次のゆれは、さらに大きく感じられ、支えた手を離せなかった。

窓の外に見える隣のビルがゆれて、ぶつからないかと心配になった。

 

続く余震。仕事どころではなくなった。

 

一人の同僚が、やってきて、しばらく、地震のはなしになった。

 

電車が止まっているという話になり、夕飯でもということになり街に出た。

開いていた店に入り込み、ゆったりと夕飯をとった。

 

その後、とりあえず、二駅隣の新宿まで歩いていくことになった。

同僚たちと、職場を後に歩き出す。

いつもより沢山の人々がぞろぞろと、新宿方面に向かった。

 

あの時は、テレビやネットでの情報に頼っていた。

ネットで地震の情報がリアルタイムでわかるサイトの存在をその後、知った。

地震モニタ