本番までの長くもあっという間の練習が終わります。
本番が近付くと、注意がからまわりしているように感じることがあります。
本番直前では、人が変わったように、一度の注意でぱっと変わったりして驚かされます。
本番が終わると「疲れたー」と思わず声に出す人もいます。
本番後の、打ち上げでは、一つの仕事をやり終えた満足感で一様に明るい表情になります。
ソリストや、オーケストラ、ステージの関係者が一堂に会して、演奏会の終了を祝います。
参加者からの一言が披露されることもあります。
色々な励まし、次回につながる激励。
そういう時には、耳の痛い話がでることもあります。
「できるなら、最初からやって、よ」
この言葉は、何か月か前に指導者からも言われたと同じ言葉でした。
練習を積み重ねていって、積みあがる演奏のはずです。
積みあがったと感じられない事もあるという事でしょう。
ちょっと複雑な気持ちになりました。