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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

聖母マリア

2015-03-13 08:33:37 | 日記

人は、目に見えると安心する。

見えないものには、要らぬ、不安や、信用できないような印象を持ちやすい。

見えない場合は思考させずにたくみな話術にのりやすい。 

キリストは、偶像の崇拝を禁じたそう。

人は、「イコン」を崇拝するなど、何かの形を求めた人の存在が広まった。

何かしらの象徴があるものは多い。

何もない場合は、代わりのものを求めようとする心理が働くように思う。

 

マリアについては単なるキリストの母という印象と、信者の信仰の対象と、様々ある。

十字架のキリストへは、自身の罪の許しを乞い、守って下さいと願う。

マリアへは、心の平安を願う。

人々の精神の拠り所としての一つの形だろうと思う。

 

聖母マリア崇拝の謎「見えない宗教」の人類学

山形孝夫

河出ブックス