5年前にこどもがおぼれた、ため池で、またこどもがおぼれたというニュースがあった。
飛行機が突然、急降下をはじめ、山に墜落したというニュースもあった。
繰り返される、事故。
繰り返される悲劇。
なぜなくならないのか。
なぜ防げなかったのか。
「メーデー、飛行機事故の真実」というテレビ番組がある。
過去の飛行機事故を証言や担当者、ボイスレコーダーの記録、事故機の痕跡などから、
何が起きたのか、なぜ、事故になったのか、乗務員や客は、どう対応したのか。
原因の予測。原因の究明。などが行われて、警告が発せられたり、新しいルールが作られる。
それでも、またあらたに事故は起きる。
便利になった今。危険は家庭の中だけでなく人が行くところ、どこにでも潜んでいる。
注意しても、予想しても、危機管理しても、予防措置をとっても、それは、ゼロの近づいているようで、多少の緩和にしかならない。
便利になると、それだけ危険も増えて、潜んでいる危険性も現れやすくなるということなのかもしれない。
いたちごっこなのか。
絶対、安全にはなりえないものなのか。
大人は、危険を察知しても時がたつと忘れる。
忘れることでバランスをはかったいるということを聞いたことがある。
時々は思い出す。
そんなきっかけ作りが求められているのだろうか。